フジカハイペットの灯油抜き取り・空焼きをしました
ゴールデンウィークは暖かい日が多かったんですが、今日は一転寒い1日でした。
寒い日に使いたくなるものと言えば、ストーブですね。
ちなみにこの写真は冬に撮ったものです。
寒いと言ってもさすがに5月の都内ですと、灯油ストーブは不要ですね。
標高の高いキャンプ場に行く予定も無いので、秋までお休みです。
というわけで先日、フジカハイペットの冬眠準備をしておきましたよ。
冬眠ではなく、夏眠でしょうか。
特に難しいメンテナンスはしていません。
灯油を空っぽで燃やす「空焼き」をして箱にしまう、それだけです。
灯油は1シーズンで使い切らないと変質してしまうので、次のシーズンまで入れっぱなしは良くないんです。
タンク内のサビにもつながりますので。
最後に使った時に、きれいに燃やしきっていれば空焼きは不要ですね。
私は前回使った後、また使うと思って給油しておいたので、けっこうなみなみと入っています。
残量が少なければ燃やしておけばいいんですが、勿体無いですし灯油はケロシンランタンの方で通年使えますので、抜き取り再利用します。
特に何も考えず、Amazonでこれを買っていました。
コールマンのランタンやストーブの燃料を抜き取るためのポンプですね。
しかしポンプと言っても、燃料を吸引する機構は一切ありません。
ご覧の通り、単なるホース。長さは60cmぐらいです。
ランタンやストーブでは黒いゴム栓をしてポンピングすれば、タンクの内圧が上がって燃料がホースを通って外に出てくるんですが、フジカハイペットにはそんなものはありません。
単なる耐油ホースなら、こんなのでもいいかと。
ホースは長いほうが使い勝手良いですね。
とはいえ買い換えるのも面倒なので、今回はコールマンを使いましょう。
ホースをタンクに入れて、吸出します。
吸い方ですが、ホースの反対側を持って、小指だけで握りまして。
その後は他の指も握って、手をストロー代わりに。口をホースに直接つけずにゆっくり吸います。
灯油を飲み込まないよう注意ですよw
口に入っても飲み込まず、吐き出せば死にはしませんが。
ホースの真ん中あたりまで灯油が上がってきましたら。
ホースの端を指で塞ぎます。
こうすることで、灯油はタンク内に戻っていきません。
フジカより低い位置に灯油タンクを置いておいて、その上でホースを塞いだ指を離すと、ホースを通って灯油が出てきます。
サイフォンの原理という理科実験ですね。
普通に液体が抜けるポンプをお持ちでしたら、それで良いと思います。
フジカちゃんの給油口に入るかは分かりません。
さて、タンク内の灯油はホースで抜ききりました。
所要時間は使うホースの直径次第ですが、コールマンのホースで満タンからでも3分かからないぐらいでした。
芯を出して、火を付けて空焼きします。
芯に染み込んでいた灯油が燃え尽きたら、勝手に火が消えるので終了です。
冷えたことを確認してから、芯を下げて箱にしまいましょう。
空焼きはガラス芯を使うフジカハイペットだからできるものですので、他のストーブの場合は説明書を見て下さいね。
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