美しくて清潔そうなTSBBQステンレスシェラカップ
野暮用ついでに立ち寄ったアウトドアショップで見つけた商品。
TSBBQシェラカップについてです。
実はシェラカップ単体で記事にするのは、当ブログ初ですね。
シェラカップ炊飯なら最近書きましたが。
誤解を恐れずに言えば、よくある道具ですから…わざわざ単発で書く気もしなかったとw
さて、そもそもシェラカップとは!
シエラカップ(英語: Sierra cup)は、金属製のカップの一種である。登山などアウトドアの場において、簡便な炊事具や食器として愛用されている。
元来はシエラクラブにより制作されたシエラクラブカップ(Sierra club cup )だが、あまりに人気が高いためシエラクラブの公式カップだけにとどまらず、同種の製品を各社が製造しており、アルミニウム製やチタン製の軽量モデルや、把手が折畳式のものも作られている。
把手は針金製でそのまま本体の周囲を一周しており、本体の縁が針金にかぶさる形に折り返して成形されている。直火にかけられるため、鍋兼食器として使用でき、荷物を最小限に済ませたい登山の場で愛用される。本体が把手と別体なので、直火にかけても把手が熱くなりにくい。普通のカップと比較して、口が広く底が浅いため安定が保たれ、不安定な場所でも転倒の危険が少ない。カラビナでバックパックに吊るすなど簡便に携帯でき、金属製のため壊れる心配がなく、かつ軽量であり、複数を重ねて持ち運べるため、荷物に制約のあるキャンプやトレッキングに使用されることが多い。
Wikipediaより
厳密には2文字目のエは大文字、「シエラカップ」なんですね。
言いにくいので私は「シェラカップ」と言っていまして、そっちで統一していきます。
では本題、TSBBQのシェラカップについて!
TSBBQ ステンレスシェラカップ
村の鍛冶屋さんのブランド、TSBBQのシェラカップです。
容量320ml、内側は鏡面に磨き上げられピッカピカ。
反射で写真では見えにくいですが、底面にはエンボス加工でTSBBQのロゴ。
目盛りは50ml刻みで200mlまで、米1合(180ml)にもあり。
1合炊飯してしまうと吹きこぼれるので、0.5合が推奨。
ワイヤーハンドルは保持しやすいカーブ付き。
カップの縁が外ハネしていて、変わってますよね。
通常のシェラカップではハンドルのワイヤーが縁を一周していますが、TSBBQは違います。
ハンドルのワイヤーは短く切られており、溶接で取り付け。
左がTSBBQ、右が普通のシェラカップです。並べると一目瞭然ですね。
縁の巻き込み部分がないので、ここに水分が溜まることもなく、衛生的。
カップに直接口を付けた際の口当たりも良いです。
鋭さなどを一切感じさせないよう、燕三条の技術で加工されています。
普通のシェラカップともスタッキングに問題なし。
同じTSBBQ同士も、もちろん大丈夫です。
ベルモントのフタ、チタンリッドもちゃんとハマります。
これでお米も問題なく炊けるってことですね!
直火はどうなのか?問題
ここで皆さま、冒頭のWikipediaの引用を思い出してください。
本体が把手と別体なので、直火にかけても把手が熱くなりにくい。
TSBBQのシェラカップは溶接されているから、熱くなってしまうのではないか?
ひとまず実験してみました。
水を入れて、アルコールストーブで直火にかけます。
待つこと数分、ブクブク沸騰しましたよ。
予想通り、素手では熱くて持てません。手袋をしないといけませんね。
直火ではなく、他で沸かした熱湯を入れた場合などは大丈夫です。
普通のシェラカップは、直火でも素手で持てます。
もちろんハンドルの方まで炎が回るような炙り方だと、普通のシェラカップでも駄目ですが。
村の鍛冶屋さんも、直火でハンドルが熱くなることは想定済みのようです。
専用のシリコン耐熱ハンドルカバーが出ていますから。
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誰のカップかという目印にもなるし、価格も安いです。
金属には名前を書きにくいですが、このカバーに油性ペンで名前を書いてもいいですね。
まとめ・美しく清潔感あふれるシェラカップ!
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シェラカップというよくある道具を、一工夫して個性的な商品に昇華した逸品です。
普通のシェラカップとはハンドルへの熱の伝わりがちょっと違うので、そこだけ注意してください。
洗いやすくて加工も美しく、まるで理化学機器のよう。
キレイ好きな方には特におすすめします!
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