鉄板戦国時代。男は黙って男爆鉄板!
最近、特にソロキャンパーに流行っているものとして、鉄板という道具があります。
ヨコザワテッパン。
男前グリル。
ユニ鉄。
フライアン。
WOOP’S野外鉄板。
色々列挙してみましたが、どれも同じようで違う商品です。
共通しているのは、ソロキャンプでおいしく焼きたいってところですね。
笑’sさんのBE-PAL鉄板もありました。
わずか880円で、小さいとはいえ3mm厚の鉄板が付いてくるって、中々ですよ。
鉄板の戦国時代が来ておりますね。
一長一短あるので、お好きなものを選んでください。
男爆鉄板 軽めフチ有り
私が購入したのはこちら。その名も、男爆鉄板(おとばくてっぱん)。
キャンプ大国・山梨県の、株式会社ラグーさんの商品です。
今回選んだのはフチあり3.2mm厚。
サイズは約165mm x 195mm、重さは約800g。
魁!そうな男臭さを感じさせるネーミングですが、パッケージには「軽い男になれ!」という一文も。
私、ガンタンクのごとき重厚さに定評のある男なので、少しぐらい軽くなってもいいのかなと思いまして。
ちなみに目指しているのは高田純次です。
鉄板本体のほかに、大久保掴みというハンドルと、燕三条製のヘラが付いてきます。
大久保掴み。柔道キャラの必殺技でしょうか。
ほかに収納袋と、耐油紙も付いてきます。
持ち運びの時、油まみれになりますからね。
お値段は安くないんですが、付属品も一式揃うと思えば妥当なところかも。
鉄板なのでシーズニングが必要です。
ハンドルは持ち上げる時だけ使うので、焼く時は外しますよ。
中性洗剤で洗ったら、強火でガンガン炙ります。
煙が出て十分温まったら油をひいて、全体になじませます。
一度冷ましてから、再び火を付けて油を投入。
何でもいいので、野菜くずを炒めます。これは大根の皮です。
これによって、鉄板表面に酸化膜を作って錆びにくくしているわけです。
野菜は食べずに捨てましょう。
鉄板が冷めたら軽く水洗いして、煙が出るぐらい火にかけて水分を飛ばします。
冷めたら最後に油を薄く塗って、シーズニング終了。
ソロキャンプで実践!
先日の西湖ソロキャンプで使ってきました。
骨付きラムなんかを焼いています。
縁があるので油が落ちず、焚き火台が汚れにくいです。
また、肉から出た油を使って野菜を焼いたりも可能。
これがまた美味いんですよ。
このために縁ありを選んだと言っていいぐらい。
余分な油は落としたいという方も、いらっしゃると思います。
そういった方は、縁の無い鉄板や、ギザギザになっているユニ鉄ですね。
たまたまスーパーで見かけたパプリカを焼いています。
油焼きのおすすめは、ニンニクとか。油だけで、味付けも不要です。
当然ながら口は臭くなりますが、男ならこまけぇーことは気にすんな。
空心菜や北関東名物のかき菜なんかも、スパイス振るとうまいですよ!
蓄熱性は鋳鉄スキレットと同じぐらいの感覚です。
後片付けは油を捨てて、付属のヘラで焦げを削り取ります。
あとは水で流して、火にかけて水分を飛ばして、油を薄く塗って終わり。
購入情報
鉄板の厚み、縁の有り無し、大きさなどで色々なタイプの男爆鉄板があります。
厚さは2.3mm、3.2mm、4.5mm、6.0mmの4種類(記事執筆時点)。
ロングタイプなどもあり、イラストも微妙に異なります。
ノーマルは逆立てた短髪。
フチありは後ろ髪がモッサモサ。
ロングはリーゼントといった具合です。
このイラストはパッケージに書いているだけなので、男の好みで選ぶのは止めましょう!
手入れを間違えなければ、鉄板は長く使えます。
水分を付けたまま放置せず、油を塗る。これだけです。
焼くだけならフライパンでもいいんですけど、芯まで火を通しやすいんですよね。
一人一枚、鉄板を持つ時代はもうすぐそこかもしれません。
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