鹿番長の小さいアレ・アルミロールテーブルコンパクト(ナノ)レビュー
家キャンプ楽しんでますかー?
まぁ楽しいといえば楽しいですけど、旅先での発見や美味しいもの、景色などはどうにも仕方ないですよね。
新型コロナの緊急事態宣言が解除されるまで、今しばらく我慢です。
さて本日は、キャプテンスタッグの新製品のレビューを。
アルミロールテーブルコンパクト(ナノ)
皆さまご存知、「鹿番長のアレ」ことアルミロールテーブルコンパクト。
アレの小さいやつが2020年、発売されました!
鹿番長のアレはマンガ「ゆるキャン△」でリンちゃんも使っている、キャプテンスタッグの超絶ヒット商品です。
去年ハピキャンの取材で本社に伺った際、今回の小さい版の試作品を見せて頂きまして、絶対買う宣言をしておりました。
参考記事:キャプテンスタッグの本拠地・新潟へ突撃取材!【後編】~注目キャンプギアの新商品情報!
予告通り買いましたよ~!(私信)
スペック
使用サイズ | 約 幅330×奥行215×高さ105mm, 天板サイズ:300×215mm |
収納サイズ | 約 50×40×長さ300mm |
重量 | 約600g |
材質 | 天板・脚部:アルミニウム合金(表面加工:アルマイト) |
耐荷重 | 10kg |
原産国 | 中国 |
それでは細かく見ていきますよ。
巾着タイプの収納袋が付いています。
細長くて隙間にも滑り込ませて入るサイズ。
車のシート下や、ザックの隙間などに差し込めます。
袋から出したところ。ゴムバンドが付属します。
前は付いていなかったはず。
畳んでいる状態を横から見たところ。
約5✕4cm、手で掴んで届くかどうかギリギリぐらい。
天板を広げたところ。
鹿番長ロゴはシールではありません。レーザー刻印でしょうか。
上から2枚目の真ん中あたりに、汚れか傷があります。
私は機能に異常なければ気にしないタチなので、返品せずこのまま使います。
一回使えば汚れ、傷付くのがアウトドア用品ですからね。
天板を裏から見たところ。
お気づきでしょうか。樹脂パーツが無く総金属です。
穴のところなど、エッジが鋭いです。
手を切らないようご注意。
気になる人は紙やすりでもかけてください。
組み立て
組み立てですが、パーツの見た目は違いますが構造は先代の鹿番長のアレと一緒。
ひっくり返して、足についた連結パーツの角度を変えまして。
切り欠き穴にリベットを引っ掛け、足を連結します。
これがブリッジとなり、ロール天板が安定する仕組み。
つながった足を、2ついっぺんに起こします。
両手で起こしましょう。
ひっくり返して完成!
完成まで長くて1分ぐらいですね。
テーブルの高さは約10.5cm、天板の厚みは金具の部分で約8mm。
クランプ式のランタンハンガー取り付けは、バランス的にも厳しいかなと思います。
アルミロールテーブルコンパクトとの比較
せっかくなので、手持ちのミニテーブルと比べてみましょう。
まずは鹿番長のアレ、アルミロールテーブルコンパクトとの比較。
収納状態です。左が新商品のナノ、右がノーマル。
ノーマルを縛っているバンドは自分で足した100均のゴムバンドです。
厚みが全然違いますね。左が5×4cm、右が7✕6cm。
手に持ったときによくわかります。
重さはあまり変わらず、ナノが600gでノーマルは700g。
裏面の比較。
左のナノは金属パーツで天板を連結していますが、右のノーマルはゴムで連結です。
天板端の樹脂パーツも無くなり、金属を折り返してシンプルに仕上げています。
この手間の分、小さくても従来品より割高にはなってしまっています。
総金属のナノの方がより高熱に強いとは言えますが、アルミなので上で焚き火するような使い方はダメですよ。
天板サイズは約2倍。
もちろん大きいほうが使いやすいでしょう。
高さはほぼ同じで、ナノが10.5cm、ノーマルは12cm。
どちらもローチェア、特に地べたに近いグラウンドチェアで使いやすい高さ。
耐荷重にかなり差があり、ナノ10kgに対してノーマルは30kgです。
ノーマルは2,000円前後で買えてしまうので、いかに「鹿番長のアレ」が優れた商品なのか分かりますね。
アルミロールテーブルコンパクト(ナノ)は、ちょっとした小物置き。
バーナー置いて調理もできますが、OD缶の一体型ワンバーナーですね。
分離型バーナーはスペース的に難しいです。
燃料缶の向きをどう置いてもいいバーナーならいけますね。
ノーマルサイズはバーナー置いて皿置いて、小物も置けます。
車でのキャンプなどでサイズに制約がなければ、こっちでいいですねw
SOTOフィールドホッパーとの比較
続いては他社、SOTOのフィールドホッパーとの比較。
フィールドホッパーのレビューはこちら。
関連記事:開くだけかんたんソロテーブル・SOTO フィールドホッパー
左がナノ、右がフィールドホッパー(ナチュラム別注色の黒)です。
天板のサイズはわずかにナノの方が大きいです。
数ミリの違いなので、重ねたらほぼ一緒です。
重さはちょっと差がありまして、ナノ600gに大してホッパーは395g。
200gの差が大きいか小さいかは人それぞれですが、車やバイクではどうということはないです。
高さがナノは10.5cm、フィールドホッパーは7.8cm。
フィールドホッパーは端が転落防止されて、ストッパー的に起き上がっています。
耐荷重がナノ10kgに対し、フィールドホッパー3kg。
うちのみーこさん(6kgぐらい)が上に乗っても壊れないのがナノ、壊れるのがフィールドホッパー。
フィールドホッパーは天板がロックされず、片手で持ち運ぶと天板が折れます。
両手で動かせばいいんですけど。
対してアルミロールテーブルコンパクトナノ。
長辺を持てば、天板はロックされているので片手でも動かすことができます。
とはいえ安全のために両手で動かした方がいいのは言うまでもない。
天板がしっかりしていると、下がデコボコの不整地でも安定しやすいとは言えます。
フィールドホッパーはダメってわけじゃなく、どちらにしても足の下に石か木片を挟めばいいだけですが。
組み立てと撤収は、断然フィールドホッパーの方が速いです。
組み立て1秒、片付け4秒ですから。
価格は今のところ、ナノの方が1,000円ぐらい安いです。
まとめ・ソロ用コンパクトテーブルとしてはアリ
サイズはコンパクトですが、重量はそんなに軽くはないです。
徒歩ソロキャンパーで重さをギリギリまで削りたい人には、もっと軽いプラダンみたいなミニテーブルがありますね。
強度や耐熱性は金属製の方が上なので、どちらを重視するかよく考えてください。
このナノは、バイクや車キャンパー、徒歩でも最軽量にこだわらない人にはおすすめです。
ファミリーキャンパーでも、就寝時の枕元にスマホや時計を置いておくのにちょうどいいサイズ。
無くても死にはしませんが、あれば便利なキャンプギアですね。
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記事執筆時点で、新潟のキャプテンスタッグ直営ショップ・WESTさんだけの先行販売です。
楽天のリンクを貼りましたが、直営ショップは下記リンクから。
どちらのショップも今日は売り切れてしまっていますが、そのうち入荷するでしょう!
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