電車でGO!バックパックでソロキャンプ【みよりふるさと体験村】
先日行ってきました、電車ソロキャンプレポです。
わたくし子供のころのキャンプは親の車、16歳からはバイクに乗っているので、公共交通機関でキャンプに行くのは人生初の試みです。
荷物の準備編はこちら。
今回の目的地は、栃木県日光市の「みよりふるさと体験村」。
ソロキャンプと言っても、厳密にはソロが3人集うソログルキャンになります。
目的地の中三依温泉駅まで、浅草駅から特急リバティーで1本です。
特急料金はかかりますが、乗り換えと大荷物で周りに迷惑をかけるより、身も心も楽です。
お昼は電車の中で、移動しながらいただきます。
崎陽軒のシウマイ弁当。
横浜関係ないけど、浅草駅で売っていたので…
流れる景色を見ながら弁当が食えるのは、電車旅ならではですね。
電車に揺られること2時間半、中三依温泉に到着。
飛行機で北海道に行くより長い。
駅で降りる人は私一人でした。
駅前に商業施設は、なーんにもありません。
地元の人も、人っ子一人見当たらず。
逆にいいね!
駅から徒歩3分ほどで、みよりふるさと体験村に到着。
今回ご一緒するのは、栃木のカリスマキャンプブロガー・すずパパさん。お会いするのは三度目ですね。
そして今回初対面になる、「あゝ うっかりキャンプ」のはちべぇさん。
はちべぇさんはブログ更新休止中ですが、キャンプの行き先が私と近いんですよね。
お話してみて納得、家がすごく近所でしたw
こちらが受付となる、男鹿の湯。温泉、売店などもここです。
台風19号の被害により、ボイラーが故障し温泉はお休み。
キャンプは可能なので、支援になるようお金を落として行きましょう!ということで決行しました。
受付を済ませて、パンダライトを初張り。
参考記事:ソロ用軽量ワンポールテント・PANDA LIGHT(パンダライト)レビュー
写真を撮りつつインナー取り付けを縦横変えたりして、30分ぐらいです。
奥に見えているテントの、右がすずパパさんで左がはちべぇさんです。
売店で缶ビールを買って早速売り上げに貢献し、乾杯!
写真はすずパパさんに頂いたサンショウウオの燻製です。
コリコリっと骨っぽい感じで、見た目ほどゲテモノではないけど1つで十分な感じでしたw
今回設営したのはBBQ場の近く。駅が見えます。
もちろん走ってくる電車も見えます。
うちの長男が喜びそう。
本来は線路を挟んで反対側もキャンプできるんですが、ここも台風19号の爪痕が。
線路の反対側への近道のトンネルが、川になってしまっています。
台風から数週間経っていても、絶え間なくドバドバと山から水が流れているなんて…
駅の方まで遠回りすれば行けるんですが、面倒くさいので近いBBQ場の方で。
なのでいつもならキャンプ場の施設紹介などをするところですが、今回はしません!
(決して面倒くさいからではありません)
温泉も無く、本来の実力を出せないキャンプ場を紹介しても仕方ないので。
台風被災前にも訪問していた、すずパパさんの記事をご覧ください。
電車&徒歩で荷物を減らしたい状況でも、焚き火は欠かせません。
薪グリルSoloを持ってきています。
他のお二人も、めいめいに焚き火台を持ってきていましたよ。一人一台。
薪はキャンプ場で購入しました。
チャークロスと麻ひも、木っ端を仕込んで点火。
肌寒くなってきたので、焚き火がいい季節ですね~。
長い薪をそのままくべられるよう、自分で考案したスーパーウィングシステムを使用しています。
参考記事:ちょい改造で長い薪もイケる!?薪グリルSolo【使用レビュー】
これが無いと延々と薪を割り続けなければならないので、多少重くなっても私には必要ですw
薪割り道具はモーラナイフしかないです。
斧やキンドリングクラッカーがあっても、ずっと割るのは面倒ですけど。
薪グリルSoloは地面への熱ダメージはそうでもないんですけど、炉が小さいので灰は散りますね。
下に焚き火シート敷いた方が掃除が楽でした。
はちべぇさんはピコグリル398、すずパパさんはBUNDOKメッシュ焚き火台で、会話しながらもそれぞれに焚き火を楽しみます。
ソログルキャンはこういった感じで、気を使わず好き勝手やるのが望ましいですね~。
キャンプ場に生ビールも売ってます。
既に缶ビールも飲んでいたけど、やっぱり生はいいですなぁ。
暗くなってきたので、夕食も各自勝手に用意します。
すずパパさんは昼にカレー食っていたのに、夜もカレーでした。
栃木のカレクックの二つ名は伊達じゃありません。
私は男爆鉄板でステーキ肉を焼きます。
このためだけに、800gの鉄板を持ってきていますので。
肉は300gにも満たない、安いオージービーフです。
味付けは黒瀬スパイスで。
ちょっと火を通しすぎて硬くなっちゃいましたが、野外なので美味しく頂きました。
夜は冷えそうだったので、温かい汁物も。
プチっと鍋で作ったキムチ鍋です。
野菜と豆腐は持参。
肉の細切れを、冷凍庫から持ってくるのを忘れてしまいました。
今も家の冷蔵庫で凍り続けています。
夜は21時過ぎぐらいまで電車が通りますが、本数は多くありませんし静かなもんです。
21時までは男鹿の湯が開いていてトイレも使えるんですが、それ以降の夜間は駅のトイレまで行く必要があります。
真っ暗なので、できれば何人かで行ってくださいw
線路を挟んで反対側、そば打ち道場の方ならそこのトイレが使えます。
BBQ場側に泊まる人はご注意ください。
寝る前には熾火をすずパパさんの焚き火台に集めて、燃やし尽くします。
メッシュ焚き火台が一番燃焼効率が良いですね。
火を始末したら、各自テントに入っておやすみなさい。
空は晴れていて星も綺麗に見えたんですが、夜露がすごくて既にテントが濡れていました。
テントの内側まで濡れているほどです。
前日が大雨だったので、地面からの湿気の上りがすごかったですね。
翌朝は曇り空。朝は8時近くまで寝てました。
最低気温は11度ぐらいで、寒くはなかったんですが何度か目が覚めましたね。
結露がひどい。
チェックアウトは11時なので、のんびり乾かしながら撤収します。
朝ご飯は手抜きで、チキンラーメン。
ストームブレイカーでお湯を沸かします。
お湯が沸くまでの時間より、ポンピングの時間の方が長いかもしれない。
できあがり~。
量は少なめですが、あまり満腹になっても動けないのでこのぐらいでいいです。
空も少し明るく晴れ間も見えるようになってきたので、11時までめいっぱい使って乾燥撤収しました。
家に帰ってから干すのは面倒ですからね~。
最後に3人並んで記念撮影!
すずパパさんの前回のキャンプでは2人の写真だったのが、今回は3人。
この調子だと次回は4人に増えるのでしょうか、楽しみですねw
乗った電車は同じですが、指定席は3人バラバラなので、駅のホームでお別れ。
足元が広くて荷物を置きやすい席を取ったはずが、進行方向が逆なのを勘違いしてミスりました。
めちゃめちゃ狭くてエコノミークラス症候群になるかと。
このあたり、慣れればうまく立ち回れるんでしょうね。
まとめ
みよりふるさと体験村、台風被害で温泉などの良いところが半減しているので、復旧したらまた行ってみたいですね。
駅から近いので、電車キャンプにピッタリな場所です。
公共交通機関で行く初めての徒歩キャンプは、悪くはなかったです。
移動中に弁当食ったり、撤収日でも酒飲んだりできるのは強みですね(飲んでませんけど)。
ただし車があるなら、あえてやることもないというのが正直なところですw
金銭的に超お得なわけでもなく、荷物も限られ肉体的な負担も大きい。
レンタカーを借りてまで行くのと比べたらお得ですが、自家用車があるなら断然そっちです。
「限られた荷物をどうまとめるか」というのはいい経験になりますけど、別に車やバイクでやったっていいですからね。
もう2度とやりたくないか、と言うとそれはまた違うんですけど。
キャンプは車で行っても楽しいし、電車でも楽しい。そういう訳です!
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