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村の鍛冶屋・TSBBQライトステンレスダッチオーブンのレビュー

2018-11-16

以前から欲しかった調理器具、とうとう買っちゃいました!

ステンレスのダッチオーブンです。

 

TSBBQ ライトステンレスダッチオーブン10インチ

TSBBQは鍛造ペグ「エリッゼステーク」などで有名な、「村の鍛冶屋」さんのブランドです。

このステンレスダッチオーブンは、今年出た新商品ですね。

ステンレスのダッチオーブンと言えばほぼSOTOさん一択でしたが、選択肢が増えたのは嬉しいですね。

(SOTOさんも好きですよ!)

 

よくある鋳鉄製ダッチオーブンと比べての、ステンレスのダッチオーブンのメリットを列挙しますよ。

  • シーズニング不要
  • 洗剤で洗える
  • 水分が付いたまま放置しても錆びにくい
  • サビ止め油不要
  • 急な温度変化に強い(割れない)

 

料理を多めに作って、次の日また食べるといった使い方が平気でできます。

今日は眠いから洗い物は明日!

そんな使い方も余裕です。

 

鍋がアツアツの時でも、洗い物しようと思えばできちゃいます。

調理器具は使ったらすぐ洗いたい勢力もいますよね。

 

逆にデメリットは何かと言いますと。

  • 価格が高い
  • 熱伝導率が鋳鉄より低い
  • 育てる楽しみが無い

 

価格に関しては、一生使えると考えればそう高くも無いです。

20年使ったとして1年あたり1,000円、1日あたりでは2.7円。

1時間あたりだと0.1円、実質ゼロじゃないですか。

 

3つ目の育てる楽しみなんてほぼ言いがかりですよ、暇つぶしの育成ゲームじゃないんだし強くてニューゲームで良いです。

 

箱の中には鍋本体のほか、フタとツルの計3点が入っています。

1つずつビニールで包まれている徹底ぶり。

ロッジのダッチオーブンなどに比べると、かなり軽いです。

それがSOTOさんではなく、こちらを選んだ理由ですね。

 

ビニールを外してセッティングしてみました。

ツルは取り外し可能です。

ライトステンレスダッチオーブンと言うだけあって、普通のダッチオーブンと比べて軽いです。

本体は1.8kg、フタが2.18kg。フタの方が重いです。

熱伝導率が低いステンレスと、熱伝導率の良いアルミを三層構造にすることで、トータルの熱伝導を損なわずに軽さを実現しております。

村の鍛冶屋さんの企画力と技術力の結晶と言えますね。

 

鍋肌とフタの側面はピッカピカの鏡面仕上げ。

直火で使ってススだらけにするのが勿体無いですね。

 

鍋の内径は約255mm。素人採寸ですので、若干の誤差はご了承ください。

フタにはTSBBQのロゴ入りです。

 

深さは約115mm。4人家族に、ほどよい大きさだと思います。

カレーなら15人前はいけますね。

 

取っ手の付く部分の内側にはリベットがあります。

ライバルSOTOさんのステンレスダッチオーブンでは、鍋の外側に溶接されているので内側には無かったと思います。

私は別に気にしやしませんけど。

ベイブレードとか転がす時には気になるかもです。知らんけど。

 

この底網は付属せず、別売りを購入しました。

水分を入れないロースト料理や燻製をする時は、これが必要ですよ。

専用品が1,296円です。

 

初使用では、焼豚を作ってみました。

糸で縛られたブタ肉の表面をさっと焼きまして。

 

ネギの青い部分もついでに入れて。

 

タレを入れたらフタをして、弱火で40分ほど煮込みます。

タレのレシピ

  • しょうゆ
  • 砂糖
  • にんにく
  • しょうが
  • はちみつ

分量は適当です。舐めて味を見ながら調整してください。

コールマン様の焼豚レシピを参考にしました。

 

40分放置ではなく、たまに上下ひっくり返しますよ。

 

フタを取ったら茹でたまごを入れ、少し煮詰めます。

弱~中火で15分ぐらい。

 

糸を切ったら適当に切って完成!

「盛り付け方!」と奥様に突っ込まれましたが、男の料理なので読者様も大目に見てくれるでしょう。

 

肝心の味は、柔らかくて美味かったですよ。

肉1kgぐらい使っても、中学生男子2人にかかると残りませんでした。

 

収納袋について

別記事に書いておりましたが、こちらにまとめます。

私はヒラキハッピーグリル用のケースを使ってます。

 

ちょっと余裕がありますけど、中で暴れるほどではないですね。十分使えます。

 

その後、村の鍛冶屋さんからも専用品が出ました。

 

こちらはダッチオーブンと同じ型がありまして、ピッタリはまるのでゴトゴトしません。

ただしお値段は少しお高め。

 

リッドリフターについて

コメントを頂いて、けっこうリッドリフターに悩んでいる方が多いと気づきました。

そうなんです。フタに炭を載せて使う時に必須な、フタを持ち上げる棒。

持ち手が2本の太い棒なので、テコの原理の一本棒リッドリフターでは横滑りします。

炭を乗せたまま横滑りしたら、火傷などの事故につながる恐れがありますよ!

 

私の場合は上の炭をちょっとずらして、テンマクデザインのキングトングで持ち手を挟み、耐熱手袋をした反対の手をフタにそえて持ち上げてます。

できてはいるけど、決してやりやすくはないです。

片手で扱える、専用のリッドリフターがあれば最高ですね。

村の鍛冶屋さんに届け、この想い。

 

追記~

思いが届きました!専用品が発売されております。

 

 

使ってみてのまとめ・とても満足

熱伝導率に関しては、全く気にならないレベルです。

鉄製に比べると弱火で長時間煮込む際に、気持ち強めの火力にしてあげる必要がありましたけど。

火力を調整すればいいだけですので。

 

焚き火、ガス火、薪ストーブ、灯油ストーブなど色々な熱源で使ってきました。

外側の鏡面は焚き火のススで汚れてきましたが、それ以外はビクともしていません。

 

これは天ぷらキャンプに使っているところです。

メンテナンス性などの恩恵の方が大きすぎて、もっと早く買っておけば良かったと思います。

キャンプはもちろん、家でも使えるものですからね。実質ゼロ円で。

IHクッキングヒーターのご家庭でも大丈夫です。

 

Amazonには底網とセット売りもあります。バラで買っても値段は一緒。

私は楽天の村の鍛冶屋さんで購入しました。Amazonじゃポイント付かないので。

ポチった翌日に到着しました。やりますねぇ。

 

 

今後も色々使い倒していきたいと思います!

 

 

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