村の鍛冶屋・TSBBQライトステンレスダッチオーブンのレビュー
以前から欲しかった調理器具、とうとう買っちゃいました!
ステンレスのダッチオーブンです。
TSBBQ ライトステンレスダッチオーブン10インチ
TSBBQは鍛造ペグ「エリッゼステーク」などで有名な、「村の鍛冶屋」さんのブランドです。
このステンレスダッチオーブンは、今年出た新商品ですね。
ステンレスのダッチオーブンと言えばほぼSOTOさん一択でしたが、選択肢が増えたのは嬉しいですね。
(SOTOさんも好きですよ!)
よくある鋳鉄製ダッチオーブンと比べての、ステンレスのダッチオーブンのメリットを列挙しますよ。
- シーズニング不要
- 洗剤で洗える
- 水分が付いたまま放置しても錆びにくい
- サビ止め油不要
- 急な温度変化に強い(割れない)
料理を多めに作って、次の日また食べるといった使い方が平気でできます。
今日は眠いから洗い物は明日!
そんな使い方も余裕です。
鍋がアツアツの時でも、洗い物しようと思えばできちゃいます。
調理器具は使ったらすぐ洗いたい勢力もいますよね。
逆にデメリットは何かと言いますと。
- 価格が高い
- 熱伝導率が鋳鉄より低い
- 育てる楽しみが無い
価格に関しては、一生使えると考えればそう高くも無いです。
20年使ったとして1年あたり1,000円、1日あたりでは2.7円。
1時間あたりだと0.1円、実質ゼロじゃないですか。
3つ目の育てる楽しみなんてほぼ言いがかりですよ、暇つぶしの育成ゲームじゃないんだし強くてニューゲームで良いです。
箱の中には鍋本体のほか、フタとツルの計3点が入っています。
1つずつビニールで包まれている徹底ぶり。
ロッジのダッチオーブンなどに比べると、かなり軽いです。
それがSOTOさんではなく、こちらを選んだ理由ですね。
ビニールを外してセッティングしてみました。
ツルは取り外し可能です。
ライトステンレスダッチオーブンと言うだけあって、普通のダッチオーブンと比べて軽いです。
本体は1.8kg、フタが2.18kg。フタの方が重いです。
熱伝導率が低いステンレスと、熱伝導率の良いアルミを三層構造にすることで、トータルの熱伝導を損なわずに軽さを実現しております。
村の鍛冶屋さんの企画力と技術力の結晶と言えますね。
鍋肌とフタの側面はピッカピカの鏡面仕上げ。
直火で使ってススだらけにするのが勿体無いですね。
鍋の内径は約255mm。素人採寸ですので、若干の誤差はご了承ください。
フタにはTSBBQのロゴ入りです。
深さは約115mm。4人家族に、ほどよい大きさだと思います。
カレーなら15人前はいけますね。
取っ手の付く部分の内側にはリベットがあります。
ライバルSOTOさんのステンレスダッチオーブンでは、鍋の外側に溶接されているので内側には無かったと思います。
私は別に気にしやしませんけど。
ベイブレードとか転がす時には気になるかもです。知らんけど。
この底網は付属せず、別売りを購入しました。
水分を入れないロースト料理や燻製をする時は、これが必要ですよ。
専用品が1,296円です。
初使用では、焼豚を作ってみました。
糸で縛られたブタ肉の表面をさっと焼きまして。
ネギの青い部分もついでに入れて。
タレを入れたらフタをして、弱火で40分ほど煮込みます。
タレのレシピ
- しょうゆ
- 酒
- 砂糖
- 水
- にんにく
- しょうが
- はちみつ
分量は適当です。舐めて味を見ながら調整してください。
コールマン様の焼豚レシピを参考にしました。
40分放置ではなく、たまに上下ひっくり返しますよ。
フタを取ったら茹でたまごを入れ、少し煮詰めます。
弱~中火で15分ぐらい。
糸を切ったら適当に切って完成!
「盛り付け方!」と奥様に突っ込まれましたが、男の料理なので読者様も大目に見てくれるでしょう。
肝心の味は、柔らかくて美味かったですよ。
肉1kgぐらい使っても、中学生男子2人にかかると残りませんでした。
収納袋について
別記事に書いておりましたが、こちらにまとめます。
私はヒラキハッピーグリル用のケースを使ってます。
ちょっと余裕がありますけど、中で暴れるほどではないですね。十分使えます。
その後、村の鍛冶屋さんからも専用品が出ました。
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こちらはダッチオーブンと同じ型がありまして、ピッタリはまるのでゴトゴトしません。
ただしお値段は少しお高め。
リッドリフターについて
コメントを頂いて、けっこうリッドリフターに悩んでいる方が多いと気づきました。
そうなんです。フタに炭を載せて使う時に必須な、フタを持ち上げる棒。
持ち手が2本の太い棒なので、テコの原理の一本棒リッドリフターでは横滑りします。
炭を乗せたまま横滑りしたら、火傷などの事故につながる恐れがありますよ!
私の場合は上の炭をちょっとずらして、テンマクデザインのキングトングで持ち手を挟み、耐熱手袋をした反対の手をフタにそえて持ち上げてます。
できてはいるけど、決してやりやすくはないです。
片手で扱える、専用のリッドリフターがあれば最高ですね。
村の鍛冶屋さんに届け、この想い。
追記~
思いが届きました!専用品が発売されております。
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使ってみてのまとめ・とても満足
熱伝導率に関しては、全く気にならないレベルです。
鉄製に比べると弱火で長時間煮込む際に、気持ち強めの火力にしてあげる必要がありましたけど。
火力を調整すればいいだけですので。
焚き火、ガス火、薪ストーブ、灯油ストーブなど色々な熱源で使ってきました。
外側の鏡面は焚き火のススで汚れてきましたが、それ以外はビクともしていません。
これは天ぷらキャンプに使っているところです。
メンテナンス性などの恩恵の方が大きすぎて、もっと早く買っておけば良かったと思います。
キャンプはもちろん、家でも使えるものですからね。実質ゼロ円で。
IHクッキングヒーターのご家庭でも大丈夫です。
Amazonには底網とセット売りもあります。バラで買っても値段は一緒。
私は楽天の村の鍛冶屋さんで購入しました。Amazonじゃポイント付かないので。
ポチった翌日に到着しました。やりますねぇ。
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今後も色々使い倒していきたいと思います!
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