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ふもとっぱらでそとあそび2017・後編~暴風との戦い!フモ神様降臨

2017-11-24

ふもとっぱらでそとあそび2017の後編です。

イベントをエンジョイしている前編はこちら
ふもとっぱらでそとあそび2017前編~ゆるキャンから戦いの序章

 

前回は、服部君が風呂敷で空を飛んだところまでお話しましたか。

 

焦ってタープを撤収していると、周りの方もタープを畳んだりしている様子。
まぁ、そりゃそうですよね。リアルムササビの術は、誰しも御免こうむりたいでしょう。

 

カンカンキンキンとペグを打つ音も、あちこちから聞こえてきます。
消灯時間後とはいえ、安全のためやむを得ないですね。

私もCIRCUS 440の周りを何度も周って、ペグと張り綱をチェックします。

 

この間も強風は衰えず、むしろどんどん強くなる一方。既に暴風。
風の轟音に混じって、時折周りのサイトから子供の泣き声や、女性の悲鳴が聞こえてきます。

荷物をテントの前室と車に一人で運びこみ、焚き火とガスランタンは消火。

テント前室で使っていたフジカも消火しました。

 

風はテントの側面から吹き付けています。富士山を正面に見ると、左側。
天井のベンチレーターが、閉めているのに風でめくれて勝手に開いてしまいます。

風上側に車を移動しましたが、テントの背が高いので無意味でしたw
CIRCUS 440の弱点が発覚しましたね。

テント自体は風に弱いわけではないんですが、もし雨と強風のコンボだと中まで濡れます。
天井ベンチレーターに、完全密閉モードがあればいいんですが。
開閉はロープの張力だけなので、強い横風でめくれます。

めくれないよう、ベルクロでも追加しましょうか。

 

それにしても、キャンプでこれだけ強い風に見舞われたのは初めてです。
まっすぐ立っているのも難しいので、ちょっとした台風並ですね。

天気予報では富士宮市の風速は3mでしたが、それどころじゃないです。

 

ゴミ袋や紙皿、色々なものが他のサイトから吹き飛ばされてきます。

すぐ近くの方のテントが倒壊し、車で避難していきました。

暗いのでよく見えませんが、昼間より周りのテントの数が明らかに減っています。
畳んだのか、あわれ星になってしまったんだと思われます。

 

深夜23時から1時ぐらいがピークでした。

このテントの角部分は、本来地面に対して垂直なんですが、風に煽られ斜めに変形しています。

吹っ飛ばないよう、鍛造ペグをテントの足元に追加で打ち込みまくります。
張り綱も数本、標準より余計に追加しました。意地でも飛ばさないw

強い横風だと幕体が浮き上がるような動きをしますね。

地面が固くて助かりました。もし柔らかかったら、ペグも抜けてしまってたでしょう。

 

メインポールは揺れるものの、太いので折れそうにはなさそうです。
幕体が破れずにもつかどうかが心配...

また、幕体が揺れるので吊り下げ型インナーテントも揺れまくっています。

奥様も起きてしまいました。
揺れて寝られん、寒い、風をなんとかせいと文句を言い出します。
もちろん私は神ではないので、どうにもなりませんが。

 

確かに寒いんですが、ストーブを使っている時にもし幕が破けたらと思うと、使う気になりません。

テントが倒壊した時の事を考えると、楽しみにしていたボジョレーヌーボーも飲めず。
ただ風が収まるのを待つだけです。

 

 

結局深夜2時頃まで強風は収まらず、やっと落ち着いた頃に就寝。

外気温1℃、ストーブは怖いので点けませんでした。

 

私のサウスフィールド寝袋ですが、よく見たら使用限界が0℃、快適温度が5℃になってました。

どうりで寒いと思いましたw

インナーシュラフの追加だけではダメですね。

 

 

やや寝不足で朝を迎えますと、絶景が。

富士山の稜線から太陽が昇っていきます。
これはキレイですね~。ふもとっぱらが人気の理由が分かります。

強風も朝には収まっていました。

 

夜間の最低気温はマイナス1℃、車も凍っています。

 

暖を取るため、朝から焚き火。

ちなみに子供たちですが、昨夜の強風に気付いていませんでしたw

寝ている間も全く寒くなく、よく眠れたとのこと。

もし大地震があっても、こいつらは寝続けていそうです。

 

奥様は薪割りにハマったようで、私の名前を呼びながら、このやろ~!と割っています。

うふふノロケじゃないですよ~。

 

 

明るいところでテントを確認しましたが、破れなどダメージはありませんでした。

まだ設営2回目だからかもしれず、何十泊か繰り返した後も同様に耐えられるかは不明です。

 

 

明るくなったキャンプ場を歩いていると、テントの折れたポールなどが落ちていました。

テントのポールにグラスファイバーはダメですね。バキバキですよ。

もちろんアルミなら安全ということでは無いですけど。

 

 

富士山と、富士山型テント。

この後、すぐ近くにデイキャンプらしき人が来て、うちの車の2メートル横にテントを張ります。

撤収するからいいんですけど、距離感近いね...w

 

夜中に緊急撤収していたタープを乾燥させています。

短くしたポールで中心を少しだけ浮かせて、あとは地面ベタ打ちです。

土曜日は一度もお日様は出ませんでしたが、日曜日はちょっと寒いものの天気が良く、全て乾燥撤収できました。

 

場内の池で、逆さ富士を撮影。

あちこち写真映えするキャンプ場ですね~。年賀状に使おうかな。

 

 

そとあそびイベントは2日目もありますよ。
大体のブースは昼前には片付けに入っていますが、食べ物も多少あります。

クレープうま~

 

運動会で綱引き、玉入れがあったんですが、エントリー数に達してしまって参加できませんでした。
相当数の人が、このキャンプ場に来ていたんですね。

 

10時から、イベントの閉会式と抽選会です。

撤収作業を一時中断して参加。

 

各メーカーさんのひとこと挨拶と、提供の賞品ごとに当選番号が読み上げられていきます。

前半の賞品はお菓子やおもちゃといったものでした。

 

 

私がここにずっといると、いつまで経っても撤収できません。
抽選会は子供たちに任せて、サイトに戻り作業します。

 

 

戻って撤収作業を続けていると、次男が何か持って帰ってきました。

なんか大物が当たったようです!

 

オガワのコットンイスだって。」

 

「マジか!」

 

「マジだ!」

 

めっちゃいいもんじゃないですか~。

これがもらえただけでも、来た甲斐がありましたね。
一気にうちで一番いいチェアに君臨ですよ...

買うとけっこう高いです。既存のビジョンピークスが3脚分。

 

 

早速、奥様と次男がワシのじゃ、いや僕のだと争奪戦をしていました。

スタンプラリーを周ったのは私なんですが?
ふもとっぱらの神、フモ神様が前夜の奮闘をたたえてくれているんだと思います。

 

 

まとめ

ふもとっぱらキャンプ場はとにかく景色が良く、写真映えするので多くのキャンパーさんに人気なのも納得できます。

おされキャンパーさんが多く、「なんか小洒落たテントが多いな」と、Colemanをコレマンと読むうちの奥様ですら、他のキャンプ場との違いに気付いていました。

薪ストーブを使っている方が多かったんですが、風が強い時はどうなっているんでしょう?使えるんですかね?

トイレや水場といった設備はそれほどではないので、多少キャンプ慣れしていないときついかもです。

 

特に風の強さは噂以上で、安いテントにありがちなグラスファイバーポールはバッキバキに折れ、ヤワな幕は破れる覚悟が必要です。

高いテントでも過信せず、追加の張り綱やペグは惜しみなくいきましょう。
地面は固いので、鍛造ペグは忘れずに!

荒天時には即撤収できるような体制で、特に寝る前に荷物は車の中などに移動しておいた方がいいですね。

 

 

深夜の強風には参りましたが、フモ神様にも愛され結果オーライ、楽しかったと言えます。

イベントは楽しめましたし、高級なイスももらえたしw

来年もまた、参加したいです!

多分その時は、風に強いアメニティドームですね。

 

 

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