CT125 ハンターカブのチェーンをシールチェーンに交換
例年より早く桜が咲き始め、もうすっかり春です!
バイクには暑すぎず寒すぎず、良い季節となりました。
...あの忌々しい花粉さえ無ければ。
本日はCT125ハンターカブのカスタム記事。
最近キャンプネタよりも、ハンターカブネタの方がアクセス数が多いことがありますw
今回はチェーンを交換した話になりますよ。
純正チェーンが錆びた
交換しようと思ったきっかけは、純正チェーンのプレートが赤く錆びていたからです。
純正は鉄のノンシールチェーンなので、こまめに注油しないと錆びるんですね。
この程度のサビならケミカル付けてこすれば落ちますが、シールチェーンに交換すればメンテが必要となる頻度そのものを減らせます。
私のようにズボラな人は、やらない手は無いと言えますね!
EKチェーン QXシールチェーンに交換
今回交換するのは、EKチェーンのQXシールチェーン・SRX2シルバーです。
サイズは428、リンク数は108が適合。
スプロケットの丁数を変えている方は、調整だけで108でもいけるかは要確認。
シルバーのほか、ゴールドもありますね。性能差はないので、見た目のお好みで。
CT125 チェーン交換作業
チェーン交換は、さほど難しくもないですが誰でもできるというわけでもありません。
自信がない、時間がない、ただし金はあるという方はバイク屋さんに頼むのが間違いないですw
まずは既存のチェーンを留めているクリップを、ラジオペンチで外します。
古いチェーンはまだ付けたままにしておいてください。
新品のチェーンにも同様のクリップは付属するので、外したクリップは車載工具入れにでも放り込んでおきます。
新品チェーンの購入時にクリップ留めではなく、カシメタイプを購入することも可能です。
チェーンをかしめる専用工具が必要になりますので、持っていない私はクリップジョイントタイプを選択。
排気量が大きいバイクはカシメタイプのみです。
新品のチェーンにはサビ防止のグリスが塗られており、このグリスは寒さで硬くなってました。
フリクションロスになるので、本来は洗い落とすのが望ましいと言えますが...
細部にまで入り込んだグリスを完全に洗い流すのはけっこう大変ですので、今回はそのまま付けてしまいました。
古いチェーンの端と新品チェーンの端を、結束バンドで連結。
これでタイヤを回していくと、新しいチェーンが古いチェーンに引っ張られて入れ替わるという算段。
前後のスプロケに新しいチェーンが巻かれて、1周してきました。
ここでつなぎ合わせますよ。
付属のジョイントとリンクプレートで繋げたら、ナットを噛ませてプライヤーでグッと力をこめて圧入します。
ナット無しだとしっかり奥まで入りませんでした。
付属のクリップをはめて、連結終了。
交換後はチェーンの遊びが50mmと大きくなったので、調整します。
リヤアクスルシャフトのナットをゆるめます。
私の場合、けっこう大きくゆるめます。
左右スイングアーム後ろのダブルナットをゆるめ、後ろ方向にタイヤを手で引きます。
チェーンはピンと張って遊びがない状態になりますので、左右のダブルナットを少しずつ均等に締めていきます。
チェーンの遊び幅が20~30mmになったら、アクスルシャフトを締め、ダブルナットも固定。
これはさすがに文章で説明するより、動画を見てもらった方がいいと思いますw
ハンターカブだからという特殊な点はなく、普通のやり方で大丈夫。
メンテ必要頻度が減ることが最大のメリット
交換後は試運転しまして、問題が無いことを確認。
特に速度が速くなる、遅くなるということは感じませんでした。
音はちょっと静かになったような気がしますが、並べて比較していないので気のせいかもしれませんw
ノーマルチェーンでもサビついて固着していない限り、違和感を感じるほどにはなりませんからね。
駆動伝達ロスが減るというのも大きなメリットですが、純正品だと不具合があるので交換推奨!ということでもないです。
CT125ハンターカブの場合、シールチェーンにすることで注油メンテナンスの頻度が減らせることが最大のメリットですね。
装着後3ヶ月、走行距離は200km程度。
1度も注油などのメンテナンスはしていませんが、錆びる気配も動作の不調もありません。
多少ドレスアップ効果もありますし、注油頻度が少なくとも(人によってはゼロという方も)、エンジンの力を損ねずにスプロケットに伝達できるというやって損が無いカスタムです。
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