ユニフレームらしさあふれる頑丈な卓上グリル!UFタフグリル SUS-TG レビュー
連日連夜、熱い日が続いております。
相変わらずキャンプに行けてないので、また家で使ってのレビューですよ。
本日はバーベキューコンロの記事です!
ユニフレーム UFタフグリル SUS-TG
キャンパーの皆様にはおなじみのブランド、ユニフレームの卓上グリル。
UFタフグリル SUS-TGになります!
「ユニフレームの卓上グリルと言えばユニセラ一択やろがい!」
というお声もあるとは思いますが、タフグリルも当然良いものですよ。
もちろんユニセラも良い商品ですので、人によってどっちが合うか変わってきます。
スペックはこちら。
サイズ | 約40×37×16(高さ)cm |
材質 | 本体:ステンレス鋼 焼網ワイヤータイプ(300×400 1枚):鉄・クロームメッキ |
重量 | 約4.4kg |
セット内容 | 焼き網(1枚) |
分散耐荷重 | 約15kg |
標準価格 | ¥13,200(税込) |
商品名にも含まれるSUSというのは、ステンレス鋼のことですね。
TGはテーブルグリルの略でしょうか。
焚き火台としても使用可能ですが、今回はBBQグリルとしてのレビューになります。
UFタフグリル SUS-TG 詳細
さっそく細かい部分を見ていきましょう!
収納袋は付属せず、箱に完成品がそのまま入っています。組み立てなどは無し。
折り畳みしてコンパクトにはできないものの、箱から出してすぐ使えるというのは表裏一体のメリットです。
左右のハンドルは炉内に押し込めるようになっています。
構成は本体、ロストル、焼き網の3点。
本体はこれ以上分解はできません。
ロストルにのみ、青い保護フィルムが貼り付いていました。
当然はがしてから使いましょう。
炉の下には遮熱版がありまして、熱を遮断します。
テーブルの上で使っても燃えません。
足に穴が開いていますが、地面に置いてペグダウンすることはないでしょうね。低すぎるので。
炉に開いた通気孔。ここより上に炭を入れないようにと、説明書に書いてありました。
灰も卓上に落ちるでしょうから、この穴より下になるよう気をつけましょう。
ちなみにこういった穴をはじめ、加工部分は手を切らないよう処理されています。
さっそく使っていきます。
私はなるべく汚したくなかったので、BBQお助けシートを敷きました。
尾上製作所が販売している、厚手のアルミホイルです。
普通のアルミホイルですと、炭火の熱が加わった時に溶けて貼り付いてしまいます。
厚手のものを使ってください!
側面の通気孔、底ロストルの通気孔とも塞がりますが、燃焼には特に問題ありませんでした。
肉から落ちる油でコンロが汚れるのを防ぐのはもちろん、灰の後片付けも楽になるので今後も使うと思います。
ちなみに炭はいつもの鶴居木炭。
普段ホームセンターのマングローブ炭を使っていると、すごく高く感じるかもしれません。
しかし火の持続時間が長く、火消し壺で再利用ができるので結果的にお得ですよ!
着火は真ん中に着火剤を置いて火を着け、周りを炭で囲んだだけです。
風が極端に強くなければ、これで放置すれば大丈夫。
風がある時は筒状の火起こし器が一番でしょう。
そして焼肉実施!BBQというよりは焼肉。
玉ねぎが網の隙間から下に落ちそうになるので、置く向きに注意。あとは普通に焼くだけ。
家族4人で使いまして、特に問題ありませんでした。
4人中1人(奥様)は食が細いので、よく食う人間が多い時はもう少し網が広いグリルの方が良いかも。
使用中に炭を追加する時は網を外して、上から入れる必要があります。
この点は、炭を入れるところが引き出しになっているBBQコンロの方が楽ですね。
追加が面倒で減らしたい方は、備長炭など火持ちが良い炭を使いましょう。
使用後の掃除ですが、特に網を洗うのが簡単です!
たわしやスポンジでこする時、棒の方向に沿ってゴシゴシ動かすだけなので。
手を左右に動かすだけで、網は綺麗になるのです。
熱にも強いステンレス鋼なので、長く使うことができます。
一度使った後も新品同様。
ロストルは使用後は変色しますね。
変形はまったく見られません。さすがのユニフレーム。
厚みのあるステンレスでしっかり頑丈に作られています。
UFタフグリル SUS-TGのオプション品
ユニフレーム商品の常ですが、別売オプションが色々あります!
私が買ったのはこちら。
ウェ~ブ焼網ハンドル。
その名の通り、焼き網を引っかけて簡単に持ち上げることができます!
火ばさみでもやろうと思えばできますが、滑らず安定して持ち上げられるのはメリットです。
あとはロストルを持ち上げる時にも使えますが、使用中にロストルを持ち上げたくなることが無かったので、なんとも言えません。
後片付けの時に、手を汚さずに済むといったところですかね。
収納袋が付属しませんので、キャンプ場に持ち運ぶにはこのUFギアバッグ25があると便利。
私は今のところ家でしか使っていないので未購入ですが、いずれキャンプ場に持ち出す時に買うと思います。
こちらも未購入ですが、UFタフグリルリッド。
フタをかぶせることで、分厚い肉などにもじっくり火を通せるというものです。
鉄板と合わせて使うと効果が高いでしょう。
鉄板も300と150の2種類があり、網の代わりに使えます。
炭の良さを味わえるのは網なので、私は買ってません!
鉄板でやりたいメニューがあれば、導入します。
記事執筆時に販売中のオプション品はこのぐらいですが、そのうち増える可能性もあると思います。
それは次項で。
IGTにハマる可能性?
UFタフグリル SUS-TGですが、横から見ると羽のような特徴的な形をしています。
なんかアレにはまりそうじゃないですか?
スノーピークのIGTシステム。
テーブル天板の位置に、ガスバーナーやグリルを仕込めるという仕組みです。
こいつの1ユニットのサイズが、36×25cm。
UFタフグリルの端から端までの内寸が、ぴったり36cm。外寸はステンレスの厚みの分、2mmぐらいプラス。
なんかいけそうじゃないですか!IGTを持っていないので試せませんが...
普通のテーブルの上で使っていても不都合はないのですが、IGTに入ると見た目がスッキリするという良さはありますよね。
試してダメだった時のショックがでかいので、ユニフレームさんが純正で出してくれれば良いのですが。
サイズだけの問題以外に、熱などの安全性がどうなるかなどは未知数です。
メーカーさんが安全性を検証した仕組みでリリースしてくれれば安心ですよね!
購入情報とまとめ
標準価格は13,200円ですが、Amazonでけっこうお安くなることがあります。
今も9,800円で出しているショップがありますね。
使用感は普通の卓上グリルですが、メリットをまとめます!
・組み立て不要
・掃除が楽(特に網)
・頑丈なつくり
収納サイズは同クラスのユニセラTG-IIIの方がコンパクトになりますが、このUFタフグリルSUS-TGも車に乗らないほど大きいわけではなく、十分持ち運びは可能です。
焚き火は炉内にセラミックを仕込んだユニセラではできないので、焚き火台にもしたい人は断然こっちですね。
ユニフレームらしさあふれる、質実剛健なUFタフグリルSUS-TG。
買って損しない、おすすめできる卓上BBQコンロです!
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