小川張り標準対応!ソロキャンプにおすすめ・ogawa システムタープペンタ 3×3
バタバタしていたのもこの数日すっかり落ち着きまして、むしろ暇になりましたw
家族の休みが合わないので、ソロでキャンプツーリングに行ってきましたよ!
そしてやっとご紹介できるのが、今回のシステムタープペンタ3×3です。
購入は2年ほど前、昨年デイキャンプで初張りしておりましたが、今回ようやく小川張りまでできたので満を持してレビューです!
撮影が絡むキャンプで雨予報だとキャンセルすることも多く、前室付きのテントを使っていると改めてタープを張る必要も無いことも多く。
ズルズル今日まで伸びましたw
こちらが昨年のデイキャンプでの、普通のタープとしての使用風景。
この時に紹介記事を書かなかったのは、このタープですとやはり小川張りしてなんぼやろと思ったので。
小川張りって何?という方に説明しますと、テントの後ろにポールを立てて、テント上をまたぐようにしてタープを連結張りするやり方です。
こういった張り方ですね。テントも同じくogawaの、ステイシーST-II。
必ずしも小川のタープやテントを使う必要は無いです。小川張りの語源はもちろんogawaですが。
この写真でのポール長さは、前後とも203cm。
テントに前室が無い場合には特に良い張り方と言えますね!
小川張りの場合、普通にテントとタープをくっつけて張るのと違い、ポールが動線の外になるので邪魔になりません。
スペック
システムタープペンタ3×3のスペックはこちらです。
重量 | 総重量: 1.02kg タープ:約0.56kg 付属品重量: 約0.46kg |
素材 | ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm) |
収納サイズ | 約33x15x12cm |
カラー | サンドベージュxダークブラウン |
付属品 | セッティングテープ(3.3m)、張り綱、収納袋 |
特徴 | 撥水加工、UVカット、SEAM SEAL、遮光コーティング |
価格 | ¥ 11,000 |
使用タープポール
今回、ポールはDODのコンパクトタープポールを使いました。
|
太さ19mmあるのでメインポールとして申し分ないです。
収納長さ40cmと短くなるのも、バイク移動に良いんですよね。
決して軽くはないです。いずれ単体でのレビュー記事も書きましょう。
ogawa システムタープペンタ 3×3
こちらが収納状態。約33x15x12cm、重量1kgのソロ用コンパクトタープです。
タープの布は560gしかないので、小川張りセッティングテープなんかを抜けばもっと軽量になります。
ロープもしっかりしたものが付属しているので、細くして軽量化が可能。
ペンタの名が示す通り、五角形です。
五角形の辺が直線ではなく、少しえぐれた感じになっています。
張った時にかっこいいですよね。
横幅が3m、縦も3m。なので3×3。
底辺部分(190cmの辺)の真ん中に、セッティングテープ接続バックルが付いています。
こちらが付属するセッティングテープ。小川張りをする時に使います。
しない時は使いません。他の流用用途も思いつかないですね…
システムタープとの連結がバックルなので、他のタープで使うこともできないです。
セッティングテープにハトメが打ってありまして、タープポールの先端を通し、マジックテープでポールに巻き付け固定。
ハトメは50cm間隔で5つあります。
テープの全長は3.3mもあるので、大抵のソロ用テントは問題なく上を通せます。
タープの布から近いハトメを使った場合、テープが余るのでポールに留めておきます。
ここはテンションがかからないので、風で暴れない程度にゆるっと巻きで大丈夫。
小川張りだからと特別なことは何もなく、普通にタープを建てるのと変わりません。
先にメインになる二股ロープ用ペグを打って、メインロープをしっかり張るのが全て。
普通のタープの張り方ですが、下記の外部記事をご覧ください。どちらも書いたのは私ですw
【保存版】ひとりで簡単にタープを張る方法|となりのカインズさん
オープンタープの基本的な張り方を伝授 一人で簡単設営! 雨・風が強い日のポイントも紹介|ハピキャン
後ろがベルトになっている以外、普通のタープと変わりません。
このベルト部分に、後からテントを建てます。
テントを建てる際、ポールはなるべく高い方が下で作業しやすいですね。
後からポールを短くする場合も、普通のタープと変わりません。
セッティングテープの長さ調整も、テープが付いている側だけゆるめて行えます。
サイトが狭めでロープを遠くまで伸ばせないと、屋根が鋭角になります。
中に入れるテントもソロ用になると思いますので、洞窟感があって良いですけどね。
もうちょっとタープとテントを離すのがベストかと思いますが、今回はサイトの広さ的に無理でした。
ちなみにセッティングテープが無く、普通のタープとロープしか無くても小川張りは可能です。
例えばこちら、ファミリーキャンプでアポロンTCの横にタープを小川張りした写真。
アポロンの左にサイドポールが立ててあり、ロープはテントの上を渡っています。
サイドだからいけてますが、メインだったらもっと長いポールじゃないと無理です。
セッティングテープがあれば、より簡単にできる。そう考えてください。
結局システムタープペンタ3×3はどうなのか
話が小川張りの方に行ってしまいがちですが、システムタープペンタ3×3の感想。
日なたでもけっこう濃い影ができまして、遮光性も良いです!
それでいて生地は75Dと薄めなので、暗くなりすぎない。
これから暑くなる時期にはありがたいですね~。
小川張りがしやすく、軽量コンパクトで、ソロで扱いやすいタープです。
価格も1万円+税と控えめなので、持っておいて損は無いですね。
|
ペンタタープ下の有効面積は決して広くはないので、もう少し広いのが欲しい方は四角いレクタもありますよ。
デュオキャンプなども視野に入っている方は、こちらの方がいいかも。
|
ただし重さはペンタの2倍!その分、生地も210Dと分厚いですけど。
私はバイクソロキャンプ用で、少しでも軽量コンパクトな方が…なのでペンタの方で良かったです。
雨はもちろんですが、日差しの暑さを和らげるという点で夏はタープ必須です。
テントの前室が広めなら雨対策になりますが、暑さに対してはオープンタープの方が前室より涼しくなりやすいですね。
老舗ogawaブランドのタープが1万円ちょいですから、文句なくおすすめですよ!
Sponsored Link