スノーピークの万能カトラリー!?スクーのレビュー
ゴールデンウィークも終わり、日常に戻った方も多いですよね。
特に今年は移動制限などが久々に無くなったので、去年までの鬱憤を晴らすべく遊んだ方も多いのではないでしょうか。
私は特にどこにも遠出せず、キャンプにも行かず終了です!
行っても混んでいるし、長男が休みじゃないので放置して遊びに行くわけにもいかず。
さて今回ご紹介するのは食器、カトラリーです。
カトラリーと言うのは食器の中でもナイフ、スプーン、フォークのことですね。
3つが揃って初めてカトラリーになるわけじゃなく、スプーン1本だけでも既にカトラリー。
箸は厳密にはカトラリーにはならないと思いますが、日本向けのカトラリーセットには含まれていたりします。
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細かい定義うんぬんよりも、日本人なら箸の使用頻度は高いはずなので入っていた方が嬉しいですね。
スノーピーク スクー
そして今回ご紹介するのはスノーピークのカトラリー、スクー。
SCOO、そういった英単語があるわけじゃなくスノーピークさんの造語です。
材質は総チタン。
写真を見ての通り、先割れスプーンですが先端のフォーク部分がちょっと長めですね。
裏面。TITANIUM JAPANの刻印と、謎の目盛りがあり。
この目盛りは炊飯時の水の量を正確に測れるようです。
拡大すると、下の目盛りがライスのR。
上の目盛りがウォーターのWと刻印されていますね。
クッカーに米を入れてスクーを立てたら、対応するWのあたりまで水を入れると大体良い感じになるという寸法。
なぜ私がその写真を載せていないかですが、大体常備しているシエラカップで計量できてしまうからですねw
フォークの先端は危なくない程度に丸められております。
分厚すぎず、絶妙な薄さで口に入れた時もなめらか。
こういった部分は良く考えられてるなー、さすがスノーピーク!さすピク!といった品質です。
歯に当たった時はチキィと嫌な感触がしますが、これはステンレスの食器よりも不快感が高いですね。
感じ方には個人差あると思いますが。我慢できないほどではないです。
サイズは33×163mm、携帯するのに長すぎず、使用時に短すぎないサイズ。
重さはわずか16gと軽量です。
クッカーに収まるかは使うクッカー次第ですが、メスティンなんかには大丈夫。
実際の使用感
袋ラーメンを作る時に使ってみました。
麺のほぐしは、ほぐしやすくはないけれど十分可能。
チタンなので熱伝導しにくい素材ではありますが、ずっと入れておくと熱くなります。
これはチタンの箸なんかでも同じです。
麺を食べるのも問題なし!
箸と比べて食べやすいか、と聞かれるとやはり箸の方が食べやすいのですが。
フォーク部分で刺すのも問題なし。
これは普通のフォークとほぼ変わらない使用感です。
スプーン部分でスープを掬うのは、歯の間から抜けてしまうので一回の量は少なくなりがちです。
フォークのように掬えないわけではなく、まぁ使えるかなーと。
米などの固形物は普通に掬えます。
フォークでもできるっちゃできますけどw
しかし米が油でコーティングされたチャーハンは、わざわざフォークで食べる人はいないじゃないですか。
歯の隙間から米が逃げるし、挟まるし。
そんなチャーハンでも掬って食べやすいんですよ。そう、スクーならね。
(言いたいだけ)
最後は玉子豆腐。これも掬って食べられます!
しかしダシ汁は先端の歯の隙間から逃げてしまいがち。
プリンでも固めなら大丈夫でしょう。
パステルのなめらかプリンはギリギリいけると思いますが、それより柔らかいプリンは崩れるかもです。
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私はマーロウのプリンが濃厚で好きです。
試していませんが、これもスクーでイケると思います。
マーロウさん、案件お待ちしております(何の?)。
まとめ・スクーは携帯性に優れた良カトラリー
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価格は1本1210円、スノーピークにしてはそんなに高くもなく安くもなく。
1本でなかなか万能な働きをしてくれるので、荷物を減らしたいソロキャンプや山行には最適と言えるでしょう。
洗うのも乾燥も楽で、使用後は紙でさっと拭うだけで大体きれいになります。
しかしファミリーキャンプの食器をすべてスクーだけに入れ替えるのは、あまりおすすめしません。
「先割れスプーンが犬食いを助長するから子供の教育に良くない」とかじゃなく。
スクーはスプーンとフォークの代わりにはなるけど、箸の代わりにはちょっと足りないので。
麺類は箸の方が早く食べられますし、食材を移動させる際など箸なら簡単ですが、スクーでは刺して外すという2工程になるのも面倒です。
ファミリーキャンプではスプーンとフォークを1本にまとめるのにスクーを使って、箸は別に用意するのがベストです!
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