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テントファクトリー・グランドホームスライドテーブルのレビュー

2017-05-23

以前の記事にて欲しいとダダをこねておりました、
テントファクトリーさんのウッドライン グランドホームスライドテーブル。

長いので、略してGHSTとでも呼びたいところですが。サーチエンジンにちゃんと引っ掛けてもらうには、正式名称を連呼するぐらい書いておかないといけないですね。
かくして公式サイトからコピーしただけのまとめサイトがヒットしまくるようになる、インターネットの闇。

 

インターネットの仕組みの不満は置いておいて。

1週間ほど前に販売開始されまして、手元のお金が心配なのでひとまず我慢していましたが。
もう我慢できなくなった 今月キャンプ出動無しで、ちょっとだけなら使っても良いだろうという判断で購入しました。

 

本日届きましたので、早速レビューします。
色は結局、手持ちの鹿番長ラックと合わせるためナチュラルにしました。

外観などについて

板は17枚。右端にネコの足が!

 

公式サイトで分からない部分なんかを中心に書いていきますね。

素材はラッカー塗装のハードウッドです。
ハードウッドはウッドデッキなどに使われる木材で、耐候性に優れます。
その分重いのが一般的です。計ったところ、4.4kg。
それほど重くもなく、片手で持てますね。

木材の品種までは確認していませんが、生産ロットによって木種が変わることも考えられるので、ハードウッドでいいんじゃないでしょうか。

 

収納サイズ。
縦横は天板が折りたためないので、860×460mm。


脚を折り畳んだ状態での厚みはそれほどでもなく、51mm。

畳んだ状態で、車の荷室の一番下に入れる形がベストですかね。

耐荷重は公式サイトに記載ありません。テントファクトリーさんに聞いたところ、公称耐荷重20kg、静止荷重なら40~50kgはイケるとのことです。

20kgを超える物を置く場合、自己判断でお願いします。

 

天板厚さは約12mm

 

脚を折りたたんで引っくり返したところ。

脚の先端の隙間は約24mm。196さんのテーブルのように脚の先だけ色違いにしたい場合や、もう少し高くしたい場合は、下駄履かせてやるよりも一回切ってしまった方が良いですね。

 

画像出展:196ひのきのキャンプ用品店様

そんな手間を考えたら、最初から他のテーブル買いますよね。

 

気になる点は、脚を開いた時にこれ以上開かないようにストッパーになる部分が、あまり太くない丸棒で弱そうに見えること。

丸棒、ピンタッカー留め

使っていくうちにここが弱って折れると思われます。
その時は角材に交換して、天板に留めてしまうと良いかも。

 

水平器。ちょい斜め

 

細部の仕上げは粗い

他は完全に水平では無かったり、木材の仕上げが甘かったりしますが、値段からすると許容範囲ですね。どうせキャンプで使う物なので、傷も付くし汚れるし。
気になる人は、もう少しお財布の紐を緩めて高い物を選びましょう。

ロゴは焼印ではなくプリント

ちなみにMADE IN CHINAです。

 

高さ変更スライド機構について

脚を伸ばしたい時は、黒いダイヤル付きナットを緩めて外し、脚を伸ばした状態のところにある穴に合わせて再度締め込みます。当然ですが、引っくり返して行いましょう。

この黒いダイヤルを受ける穴ですが、木に円形の溝が彫ってあるだけです。
脚を伸ばした状態であまり重いものを載せると、割れると思うので気をつけましょう。
スライド部分は空洞ですので、強度もそれなりです。

脚の隙間から向こう側が見えます

経年劣化でそのうち割れることが予想されますので、将来この脚だけ販売して欲しいですね。

 

穴の位置が3つあるので、テーブル高さは3段階に変えられます。

一番高い位置にすると高さは425mm、
真ん中は342mm、
一番低い状態で285mmになります。

一番低い位置なら、静止荷重40~50kg耐えるでしょうね。
他はスライド脚の強度的に、耐えられなさそうな印象を受けます。
壊れたら嫌なので試しませんよ。

 

収納袋について

付属の収納袋ですが、かなり大きいです。

マチ幅約195mm

マチ幅が195mmありますので、同じ商品が3つ入りますね。
ギリギリの幅よりは、大きい方が良いです。

こういった袋の仕様は予告なく変更される場合がありますので、この先もずっとこのサイズとは限りません。

 

チェアとの高さ

比較として、キャプスタのよくある形の収束型チェアを置きました。

テーブルは一番高い425mmにセット。
このチェアの座面高さのカタログ値は360mmです。
テーブルの下に足を入れるだけのスペースはありませんが、食事など普通にできるレベルですね。

 

こちらはテーブルを低くした状態。
チェアとの高さに差がありすぎて、テーブル上の物を取るにはかなり体を前に起こさなければなりません。
この高さにするなら、もっと地面に近いローチェアが必要ですね。

 

購入に関して

私は楽天の地球屋さんというショップで、ポイント5倍セールに乗じて購入しました。

 

地球屋さんは5のつく日はポイント5倍ですが、楽天お買い物マラソン期間に合わせて本日23日も5倍継続中です。

商品の寸法が一回り大きいグランドホームテーブルのものになっていますが、ちゃんとグランドホームスライドテーブルです。

通販で購入の際は、型番が間違いなく「TF-WLGTW-S」か、ご確認を。

 

2017/5/23現在、Amazonに1万円以下での販売ページがあるんですが、画像掲載も無く普通に検索しても引っかからないです(ASINコード検索でヒット)
欲しいものリストに残っているので分かったんですが、注文しても取り消される可能性が高いので、リンクは貼らずにおきます。

 

総評(★★★★☆

近くで見ると作りが粗い部分はありますが、値段を考えると妥当だと思います。
これ1台で色々な高さに変えられるのも、貧乏キャンパーである私にはピッタリのコンセプトです。
遠目から見ると、なかなかお洒落な感じがして良いですよ。

天板裏の丸棒、中空のスライド脚など、構造的に耐久性に優れるとは言えません。年間何百日もキャンプする方は、他の商品にするか、これらの部分に手を入れて使うことをお勧めします。
せいぜい1ヶ月に1回キャンプに行くかどうかの、私のようなファミリーキャンパーであれば十分ですね。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。
このテーブルを検討している方の参考になれば幸いです。

 

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