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お値段なり!ワークマン スクエア真空ハイブリッドコンテナのレビュー

今週末は久々に家族でキャンプの予定ですが、台風が来ています。

さっさと通り過ぎてくれれば良いんですが、天候はどうにもできませんね。

さて本日レビューするのは、ワークマンの保冷・保温ができる商品ですよ!

FCD21 スクエア真空ハイブリッドコンテナ

ワークマンのベストセラー商品、真空ハイブリッドコンテナの四角い版。スクエア真空ハイブリッドコンテナです!

発売は2年ぐらい前ですかね?

あの真空ハイブリッドコンテナの四角いのが出るよ、出るよ~、からの~?出ない~(発売延期)。

みたいな流れで、キャンプブーム真っ只中を過ぎてからいつの間にか出ていた感じです。

色はブラック、ダークブラウン、ブルーグレーの3色。私のはハンターカブ色のダークブラウンです。

簡単なスペックを記載。

外寸幅21×奥行21×高さ29cm
内寸幅19×奥行19×高さ22cm
容量約8.3L 500mlペットボトル5本
重量約2.9kg
価格税込5,800円

保冷だけじゃなく、保温にも使えます。ワークマン公式の実験グラフがこちら。

画像出典:ワークマンオンラインストア

保冷・保温とも使わない時に比べて、温度変化を半分以下に抑える効果があります!

それはすごいのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

実際、それほどでもありません!

クーラーボックスで現在最高峰の保冷力を出せるのは、真空パネルです。

この真空パネルを6面に使ったクーラーボックスのお値段をみてください。


かなり低価格なアイリスオーヤマでさえ、15Lで15,000円ぐらい。

これでも激安な方です。

ダイワの6面真空・16Lは4万円弱。

容量が違うとはいえ、5,800円で同じ保冷力が出せるはずもないのです。

これらの保冷力を重視したクーラーと、ワークマンのスクエア真空ハイブリッドコンテナはコンセプトからして違う別物と考えた方が良いでしょう。

スクエア真空ハイブリッドコンテナ細部をチェック

細かいところを見ていきましょう。

まず正面図。スクエアと言っても角は丸く、側面は真ん中にいくにつれて膨らんで太くなっています。

底面に滑り止めなどはありません。これは付けてほしかったけど、自分で貼ってもいいでしょう。

フタの向きが決まっておりまして、二重丸の印があります。

これをハンドルの付け根がシルバーの方と合わせてあげないといけません。

シルバーではない方は、ボディカラーと同色です。

フタが閉まらない時は無理に閉めずに、向きを確認しましょう。

ハンドルを右側に倒した、OPEN状態。

この位置にハンドルがあるとフタが開けられます。

ハンドルを反対側に倒していきますと、フタが押し込まれてロックされます。

完全に倒し切る前、ハンドルが上にあってもロックがかかります。

ハンドル持ち運び位置でもしっかりロックされるということですね。

フタの裏側です。シリコンのパッキンがありますね。

ただし若干甘く、それほど密閉力があるわけではないです。

重量も軽く、ここは大した断熱がされていないと思われます。

コンテナに水を入れて傾けると、フタの隙間からダバダバと水漏れします。

氷を入れたら傾け厳禁です。

コンテナ本体の内側。継ぎ目はありますが、ここから水が漏れたりはしませんでした。

もともと真空ハイブリッドコンテナは、アイスペールとして使う人も多かったですよね。

スクエアでもいけます。氷を持ち運ぶ時に、フタを閉めていても横倒しにはできませんけど。

水冷服の保冷剤、アイスマンチャージボトルを持ち運べたらいいなーと思っていましたが、高さが足りませんでした。フタが閉まりませんw

2Lのペットボトルも入らず。500mlペットボトルが5本前後入ります。

猛暑日に実際に使ってみて

カチカチに凍った保冷剤6個。

水冷服で使うためのもので、これをスクエア真空ハイブリッドコンテナで持ち運んでみました。

バイクのリアボックスに、横倒しで入りました。

縦向きでは入らなかったです。

バイクのキャリアにくくってもいいのですが、そこそこ重いのでハンターカブのフロントキャリアには積めないのです。

そして最高気温35℃の猛暑日に、片道2時間ほど走行してみまして。

フタが激しく結露していましたね!側面はフタに近い上の方だけが結露しています。

黒いリアボックスの中は、おそらく最大50℃ぐらいになるでしょう。確かに環境的にはきついと思いますよ。

ただ、優れたアウトドア用クーラー製品を色々と知っている身からすると...大したことねーな、というのが正直な感想です。

帰宅を待たずして、水冷服に使った以外の保冷剤も溶けてしまいました。

フタを何回か開け閉めしていたので、仕方ないですけどね。

結露はフタの開け閉めと関係なく出ます。

フタが明確に弱点です。ここの断熱に、真空はムリでもせめてウレタンを使ってあげたらもう少し強かったのかなと。その結果、値段は上がってしまうのが確実なのは悩ましいところですが。

自分で対策するのであれば、保冷バッグ的なもので二重構造にしてあげるだけでもちょっとマシになるでしょう。

あとは当然、冷たい空気は下に行くので、横倒しにせず縦置きにした方がいいですねw

お値段なり!決して悪いものではないが保冷力は並

厳しめの評価になってしまいましたが、決して悪いものではないです!

5,800円という価格からすると、妥当なところかなーと。

真夏のキャンプで、2泊目以降に氷を保持できるような保冷力は無いです。

涼しいところなら、1日ぐらいはいけますね。

中身カラでも重さが3kg近くあるのも、地味に効きます。

「クーラーボックス」というよりは、「でかい真空断熱タンブラー」と思ってください。

見た目はちょっとおしゃれですし、過度な期待をせずに使うと良いでしょう!

スクエア真空ハイブリッドコンテナ|ワークマン公式オンラインストア

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