キャンピングカーじゃない普通の車で車中泊キャンプ・車種検討編
日に日に暑さが増す今日このごろ、皆様お元気ですかー!
最近続いている暑いキャンプ対策の一環で、車中泊のお話。
今回はキャンピングカーではない、普通の車ベースでやるという検討になります。
ただ寝るだけでは暑さの対策になりませんので、そこは前回記事のようなポータブルクーラーなどが必要になります。
今回は暑さというよりは車中泊そのものについて、今の車を使うパターンと買い替えちゃうパターンで考えてみました。
現在の車 ホンダ ステップワゴン
現在の車ですが、ホンダのステップワゴンスパーダです。5代目モデルのRP3、7人乗り。
写真は冬キャンプで凍ってますね。
現行の新型が発表になった際に、あえて旧モデルを注文しました。
リアゲートが一部だけ開く「わくわくゲート」がある方が良かったので。
もう少し小回りが利くと嬉しいのですが、この前もステップワゴンだったので乗り慣れていますし、室内の広さもかなりのもの。
ただし車中泊適正としては、超高い!というほどではありません。
シートを倒せばフルフラットにはなりますが、あくまでもシートを倒しただけなので、このままだと段差が多くて熟睡しにくくなっています。
ちょっと1時間程度の仮眠なら十分なんですけどね。
タオルで段差を埋めつつ、マットを敷くということになります。
マットを敷いてみました。長さは十分ですが、幅が少々狭い。
2列目がキャプテンシートなので、真ん中には隙間が開いています。何か自作のテーブルなどで埋めた方が快適になるでしょう。
寝られなくはないですが、解消しきれない段差や傾斜がありまして、決して快適とは言い切れないですね。
テント内にマットを敷いて寝るほうが安定感あります。
3列目を床下に格納して、大容量の積載ができるのは他より優れた長所です。
他のミニバンの跳ね上げシートでは超えられない壁を超えています。
この荷室部分がけっこうフラットなので寝られるかと言えば、成人男性が寝るにはちょっと長さが足りません。
ベッドキットなどを使って、フラットな寝床を作るとベスト睡眠が期待できます。
買うと7~8万円、けっこうお高いですよね!人が2人ぐらい安全に寝られるように強度をもたせると、そのぐらいのコストはかかってくるのでしょうけど。
なのでイレクターパイプなんかを組んで、自作している人もけっこういます。
私もちょっと考えてみたのですが、どうしても2列目乗車時の折りたたみを簡単にできないんですよね。
3列目は常に埋まっていて問題ないのですが、2列目は家族が頻繁に乗るので…
一流メーカーの市販品だと、そのあたりは割と簡単にできるようになってるっぽいです。
ホンダ フリードクロスター
いっそ他の車種に乗り換えるパターンその1、ホンダのフリードクロスター。
2024年6月に発売されたばかりの新型フリードです。
車中泊適正が高いのは、5人乗りモデル。
付き合いがあるホンダディーラーさんの系列店に見せてもらいに行ってきました。
まずキャンプ車に最も重要な積載能力ですが、これはクリア。けっこう載りそうです。
3列目があるタイプでは、3列目が跳ね上げになり積載量が下がります。
5人乗りクロスターではラゲッジボードで2段になっているのも高評価ですね。
このラゲッジボードは耐荷重が200kgあり、裏返すと水に強い素材になっていたりとがっつり使えるものになっています。
荷室の壁面には有孔ボードのようなものが。
フックを付けて色々引っ掛けたり、磁石がくっつく素材なので水道屋の電話番号が書いたマグネットシートを貼り付けたりできます。
黒くて丸いのはナットになっており、純正オプションのユーティリティーフックなどを付けられます。
逆サイドにも同様の有孔ボード。ユーティリティーサイドパネルという名称。
ここにはオプションで棚を付けられるようになっています。
こちらの写真です。画像はホンダさんから。
名称はトランクサイドボックス。キャンパーの皆様が好きなやつです!
もし私が買うとしたら、このオプション付けると思います。けっこう高いんですけどw
人が寝られるサイズのフルフラット化。
2列目を前に倒して、背中の裏にあるボードを橋のように渡して作ります。
ボードの部分で2cmぐらい段差ができますが、このぐらいはどうにかなるでしょう。
前席は一番前までずらさず、ちょっと前にずらす程度でも可能でした。
全席のヘッドレストは付けたままで大丈夫。設計した人すごい!
後輪のホイールハウスが気にならず、純正仕様でこれだけの就寝スペースができるのは強い。
室内広さはステップワゴンほどではないですが、ボード下に荷物も入るしベッドキットが要らないのもいいですね。
1列目はこのぐらい前に出ていれば、十分な就寝スペースが確保できました。
ここに脱いだ靴やちょっとした荷物が置いておけます。
2列目は6:4可倒式ベンチシート。後方リクライニングも多少は可能。
座り心地も良いです。肘掛けはなく、真ん中の背もたれが肘掛けになったりもしません。
スライドすれば足元広々で、足を組むこともできました。
インパネまわり。でかいナビが素敵。
革巻きステアリングホイールは2本スポーク。3本の方が好きだけど慣れるでしょう。
色々なショートカットキーが付いています。
先代フリードより若干、運転席からの視界が広くなったような気がしました。
クロスター専用デザインの15インチアルミホイール。
ここ数年のホンダ純正ホイールで最高の出来ではなかろうか。
クロスターのデザインに一番似合うやつ。
ルーフレールはWR-Vのような飾りじゃなく、ちゃんと使えるタイプ。
先代クロスターと同じく下に隙間がないレールでした。
今は対応キャリアベース情報が出ていませんが、そのうち出るはず。
とても良い車なんですが、なにぶん出たてで金額が高い!
燃費が良いと噂のe:HEVにして欲しいオプション盛ると、見積もり金額400万円超えました。
日産 NV200バネット マルチベッド
こちらは実車確認できていなくて、カタログと見積もりをもらってきただけです。
これ以外の画像はすべてAUTECHのWEBサイトから転載。
キャンピングカー検討でベース車候補にしていた日産のNV200バネットですが、メーカーオプションを積んだマルチベッドという仕様があります。
もともと5人乗りなので3列目は無し。
2列目を倒した上に、作り付けのベッドキットを展開できます。
純正オプション的な扱いで、日産のディーラーで購入できるんですね~。
普段は左右の壁面に跳ね上げて収納できます。
こうしてしまうと、かなりの積載量がありますね~。
荷室部分の後ろ半分だけ展開して、棚のように使うこともできそうに見えます。
やってみないと分かりませんが。
床の硬質パネルもセットで付いてきます。
ベッドの長さは800+920mm、合計1720mm。
数字だけ見ると短いですが、YouTubeで使っている人の動画を見ていますと別に文句言っている人はいないんですよね。
繋げて実測したら違うのかな、と想像しています。
ベッドの前寄り部分は、ちょっと傾斜があるようですね。もちろん寝られないほどではないようですが。
オプションでテーブルを付ければ、ソロ車中泊仕様車のできあがり。
天井のレールもオプションで付けられます。
2列目はベンチシートで、ワゴングレードなら多少リクライニングもできるようです。バンは無理。
後ろにベッドがあるので、すぐ当たると思いますが。
後席の乗り心地という点では商用車ですし、あまり期待しない方がいいでしょう。
商用車だから価格も安いのでは、と思いきやそんなこともなく。
見積もり金額は普通のミニバンと同じぐらいの金額になってました。
つい最近モデルチェンジ発表しまして、デジタルメーターになったり燃費が良くなってます。
バネットに関しては、中古をギャンギャンにイジる方が楽しくて安上がりじゃないかと思います。
奥様の評価は?
上記の3車種、奥様にも当然プレゼンしましたが。
一番は、今のステップワゴンでしたw
奥様が乗るのは2列目なので、キャプテンシートの評価が高いというわけで。
次点はフリードクロスター。見た目は好きとのことです。ベンチシートが嫌だとw
バネットは外観と内装デザインがあまり…という感じで。私は逆に商用車デザイン好きですけどね。
DODとホンダのコラボ車、ウサップワゴンが一番良いとのことでした!
販売してないけど。
今のステップワゴンをオールペンしてウサップカスタムする、というのもアリかもしれませんね。
スパーダにはスポイラーとか余計なものが付いているので面倒くさそうですけど。
買い替えは時間がかかるので、ひとまずは今の車でクーラー夏キャンに行ってみようと考えています!
進展があればまた報告します。
Sponsored Link