フロントまわりに安定を!CT125 ハンターカブにOUTEXステムスタビライザー取付け
今週も暇な日は天気が悪く、キャンプツーリング出動は延期中です。
南の静岡方面に行く予定で計画しておりましたが、もし北だけ晴れていたらそっちに行っちゃうかと。
さて本日はバイクカスタムネタ。CT125ハンターカブ用のパーツ紹介です。
OUTEX ステムスタビライザー
2本で1組の、謎の金属棒。
OUTEXさんの、ステム(フロントフォーク上部)に付けるスタビライザー(安定化装置)です!
()書きだらけですな。
メーカーリンク:OUTEX商品ページ
たぶん装着後の状態を見てもらった方が早いでしょう。
赤い矢印で示した、銀色のパーツです。
フロントフォーク上部の側面を保護するように付きます。
私の場合、黒いキジマのウインカーリロケーションとフォグランプが付いているのでちょっと分かりにくいですかね。
銀以外に赤やブラウン・グリーンといった車種カラー、黒、金など多色展開あり。
ステムの上下を連結し強固にすることで、よじれを低減。
期待できる効果としては、インナーチューブのスムーズなストローク、クイックなハンドリング、旋回性向上、ブレーキング時の安定感向上、コーナーリングスピードアップ、チャタリング減少、直進安定性向上などなど...
電磁波対策グッズぐらい効果ありすぎて逆にうさんくさいわ!と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
取付けは簡単
取り付けはいたって簡単。説明書も付属しています。
ですが、取り付け時にトルク管理が必要なので要トルクレンチ。
まずはステムの固定ボルトを、六角レンチで外します。
強いトルクで締められているので、長いレンチを使うと楽です。
キジマのフォグランプステーにはリフレクターを付けられる出っ張りがありますが、リフレクターは併用できません。外してしまいます。
フォグランプステーも一時的に逃がせるよう、ボルトをゆるめておきます。
エンデュランスのフロントキャリアもフロントフォークと共締めでした。
先にフロントキャリア、その上にステムスタビライザー、次いでフォグランプという順番で取り付け。
ステムスタビライザーとフォグランプステーは接触しているように見えて、微妙に隙間が空いています。
これは接触しないように、フォグランプステー側にワッシャーをかませて調整しました。
ステムスタビライザーの締め付けトルクは27N・m。
私はAmazonのセール時に買ったデジタルトルクレンチを使っています。
左右取り付けるここまでの所要時間は、30分もかからないぐらい簡単。
必要工具さえ揃っていれば、ですけどね。
取り付け300km走ってみてのレビュー
結論から先に申します。これはとても良いものです!
ノーマルフロントサスでありがちなブレーキ時の沈み込み、停車状態から発進時のフロントのふらつき。
これがかなり低減されます!フロントサス交換したかったけど、しばらく交換しなくていいかもと思ってしまうほどにw
10あったものが0になるわけではなく、3ぐらいに減ります。
もうこれだけでも欲しくなっちゃった人もいるでしょう。もっと聞いてください!
コーナーリング時、別に高速じゃなくて交差点での右左折の際にも効果を実感。
思った通りのラインにピタッと行きます。
付ける前も特に不自由は感じていなかったんですけど、付けたら違いは歴然。
膨らみそうになるのを運転操作でカバーしていたんだ、と気づくことでしょう。
スッと素直に曲がってくれるようになるんですよね。
あとは高速安定性。ボアアップしていなければそんなに関係ないですが、していて高速にも乗る人は付けると幸せになるでしょう。
70km/h超えてからの微振動やブレ、不安定さが、かなり改善されます。
逆にボアアップしていなくてもハンドリングや振動など、フロントの挙動に不満を持っている人は取り付けると改善効果を感じられると思います。
私はWebike!で購入しました。このサイトは在庫と入荷時期が分かりやすいので。
色によってはかなり待つようで、本当は黒が良かったのですが半年待ちだったので、すぐ買えるクリアー色にしました。
車種専用色は数千円お高めですが、フロントフォークカバーと同色なのでデザイン的に違和感なくいけるという良さがありますな。
結局いつかフロントサスにもカスタムの手は入れると思うのですが、不満に思っていた部分が気にならないぐらいになるというのは大きかったです。
フロントフォークはオイル油面合わせたりするので自分でやると面倒ですが、ステムスタビライザーなら誰でもできるぐらい簡単です。トルクレンチが必要なので、それぐらい。
ハンターカブの走りに安定感がほしい方には、特にイチオシのカスタムパーツですよ!
Sponsored Link