運と上司に恵まれなくてもキャンプに行けば大丈夫 ~本のレビュー
年末が近づき、慌ただしくなってきましたね!
あまり読書しているヒマがないという方も多いかもしれませんが...
本日はキャンプ関連本の紹介です。
運と上司に恵まれなくてもキャンプに行けば大丈夫
fam_magでおなじみ、三才ブックスさん発行。
タイトルは「運と上司に恵まれなくてもキャンプに行けば大丈夫」。
キャンプ場で酔っ払ったおっさんが焚き火を前にしながら語ってそうなセリフですよね!
「あ゙~~~?そんなんオメェ、キャンプ行っときゃいいんだよ~~~ガハハ」なんて。
もちろんそんなおっさんのたわごとを収録した本ではありません。
臨床心理士、大学教授、心理学者という先生方監修のもとに執筆されています!
がぜん信憑性が増したと思いませんか?
目次で中身を紹介しますよ。
相談者の悩みに対してキャンプの達人が回答するという対話形式で進んでいきます。
第一章 メンタルヘルス編では、現代社会での摩擦に悩む人向けの内容。
人間関係から抜け毛まで、キャンプに行くことでどんな効果が望めるのかが書いてあります。
第二章 癒やし・セラピー編は、心と身体の健康について。
キャンプがもたらす健康効果、その根拠についての記載です。
第三章 恋愛・仕事編。こちらも人間関係が中心ですが、企画書作成やプレゼンのプレッシャーに悩む人にも効果的と。
第四章 子育て編では、子育てにおいてどういった効果が期待できるか?
対象は子どもだけじゃなく、親に対しての話も含まれます。
読んでみての感想
キャンプをしている人間からすると、「あるある!」「確かに!」と共感できる部分がとても多いと思います。
私の場合ですと体内時計とか、臨機応変さ、原体験とか...
もしキャンプをしていなければどうなっていたのか分かりませんw
対話形式なので読みやすくなっていますが、内容には学術的な裏付け・エビデンスがあります。
こんな人に読んでほしい
既に現在進行系でキャンプ好きな人には、当然共感できることが多々あるかと。
あれってこういうことだったんだ~。
とウンチクを語れる引き出しも増えるでしょうw
一番おすすめしたいのは、
「ちょっとキャンプに興味があるけど、なかなか第一歩を踏み出せずにいる人」。
「キャンプに家族・友達・彼氏彼女を連れて行きたいけど、なかなか同意を得られずにいる人」。
一番と言いつつ2パターン出してしまっていますが、これらの人には特にぶっ刺さるはず。
もちろん様々な悩みを抱えている人にキャンプは効果があると思うのですが、まず「キャンプ」に対して何の感情もなければ本を読んでも半信半疑ですよね。
テレビでもネットでも本でも、何かで見かけてフッと「キャンプっていいのかな」と頭によぎったぐらいの人なら大丈夫。
この本も、背中を押ししてくれるきっかけの一つになるんじゃないかと思います。
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マンガも取り入れ、全体的に読みやすい本になっています。
キャンプ好きから追加で言わせてもらうならば。
失敗してもいいからまずキャンプを体験してみて、それから考えてもいいんじゃないすか?
この本に書いてある通り、色々いいことありますからね!
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