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ファミリーキャンプにタープは必要です!

2018-06-08

今回はテントほどではないにしても、なかなかの重要アイテム。

タープについてです。

 

 

テントが寝室なら、タープはリビングです。

長い時間をタープの下で過ごすことになるので、重要度は高めと言えますね。

周りから見た際にテントと並んで目立つアイテムですので、こだわって選んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

そもそもタープはいる?いらない?

 

重要なアイテムなんですが、タープ無しでキャンプをしている方は、そこそこいらっしゃいます。

ソロキャンプなどだと、テントの前室のひさしを跳ね上げてタープ代わりにしてしまえますし。

ですので、天候によっては必ずしも必要ではありません!

私自身も真冬ですと、テント内でストーブを使って篭りますので、滅多に張りません。

 

ただし。

 

あった方が快適なのは、間違いありませんね。

ファミリーキャンプの場合、荷物の軽量化より快適さの方が重要だと思いますので、何かしら用意することをおすすめします。

 

 

 

こんな時はタープが欲しい

 

 

まずは。これは言うまでもありませんね。

たとえ数メートル四方でも屋根があるのと無いのでは、全然違います。

もしタープが無い場合は、常にカッパを着て過ごすのは現実的ではないので、テントに篭もることになります。

私自身も雨キャンプの時は、真っ先にタープを建てて安全地帯を確保。その後テントなどを建てていきます。

 

 

 

続いて、暑い時の日よけです。

真夏ですと、直射日光を浴び続けるかどうかは死活問題です。

タープで日陰を作ることで、過ごしやすくなりますね。

 

 

 

そしてある程度の風よけと、周囲からの視線を隠し、プライベート感を出すこともできます。

強風だと使えませんが、特に冬場は微風でも体感温度がかなり変わります。

目隠しは必須ではありませんが、隣のサイトとの距離が近い時などは検討しましょう。

 

あとは夜露から荷物を守れます。

日当たりが悪い林間サイトなどですと、チェアなど布を使う製品は一度濡れるとなかなか乾かないことも。

タープの下なら、朝イチでチェアに座ってお尻が濡れる事態を防ぐことができます。

 

 

 

どんなタープがあるのか

 

まずは建て方によって、2分化できます。

自立型と、非自立型です。

 

自立型

 

 

自立型は、柱(ポール)があって幕を被せる形です。

サンシェードやワンタッチタープ、広く言えばスクリーンテントもこれに入りますね。

ポールだけで自立するので、風には比較的強いと言えます。

風が無ければロープが要らないので、人が行き交うようなイベント会場などだと大体こちらになります。

 

 

非自立型

 

 

非自立型は、ポールとタープ、それとロープの張力で形を作ります。

オープンタープと呼ばれる物です。

キャンプ場での主流はこちらですね。

風には弱いですが、ポールの長さ、ポールの位置で形を変えることができるので、張り方次第である程度は耐えることができます。

工夫次第で色々な張り方ができるので、応用が効きます。

 

 

オープンタープはさらに広げた時の形で分類される

 

四角形のレクタ(レクタングル)

 

六角形のヘキサ(ヘキサゴン)

どちらを選べば良いかと言いますと、好みです。

 

個人的な意見ですが、有効面積が広いのが良ければレクタ、張り姿がキレイなのはヘキサじゃないかと。

私が今持っているのはレクタです。

 

 

タープの素材について

 

 

コットン、ポリコットン、ポリエステル、ナイロン。このあたりの素材が主流です。

それぞれ一長一短ありますので、自身のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。

タープの下で焚き火などをしたければ、火の粉で穴が開きにくいコットンかポリコットン。

コスパ重視ならポリエステル。

軽さ重視ならナイロン。

おおむねこういった選び方です。

 

 

 

タープ下での焚き火について

 

 

コットンとポリコットンのタープは、火の粉が飛んで付着した際に穴が開きにくい、燃え上がりにくいという特性があります。

ただし燃えないわけではありませんので、タープに迫るほど火柱を高く上げるのは厳禁です。

薪を入れすぎないよう、常に「炎は低め」を心がけましょう。

タープポールは250cm以上の長めの物を使うと、炎との距離が取りやすいです。

 

ポリエステルなどの化繊でも、焚き火はできないということはありません。

火の粉が飛んだら穴が開く、最悪燃えるということは覚悟してもらえれば。

当たり前ですが、レンタル品などの場合は絶対やってはいけません。

雨が降っていたら、焚き火はあきらめて下さい。

 

 

 

ペグも丈夫で長い物を推奨!

 

 

自立型、非自立型ともにタープは強風に弱いです。

細い20cmぐらいのペグですと、少々不安があります。

長さ30cmぐらいの鍛造ペグが、タープの頂点の数プラス2本ぐらいあると割と安心できます。

ただし地面がドロドロにぬかるんだ土などですと、鍛造ペグでも抜けやすくなるのでその時は重い物を縛り付けた方が安全です。

 

 

水をたっぷり入れたウォータージャグやクーラーボックス、車のホイール・ミラーなどが有力候補です。

サイト内に岩や木があれば、壊したり傷付けたりしない程度に利用するのも手です。

 

 

おすすめタープ?

 

タープ選びですが、基本的に大きな失敗は無いと思うので「?」を付けさせてもらいました。

一口にタープといっても無数に商品がありますので、ファミリーキャンプ入門用という観点でのおすすめになります。

 

自立型のおすすめ

 

 

 

 

自立型ですと、サイドウォールが付けられるワンタッチタープがおすすめです。

初心者でも脚を持って広げるだけで、直感的に建てられます。

ただし収納サイズが大きく、重さもかなりあります。

ワンタッチタープは安い物だと4~5,000円ぐらいから買えますが、あまり安い物は剛性に欠けるのでご注意。

アルミ仕様で高いものでも2万円あればお釣りが来るので、オープンタープより割安です。

 

 

非自立型のおすすめ

 

 

 

 

倒れにくいクロスポールが付属し、価格も手頃で入門用として最適です。

高さはクロスポールの開きで調整できますが、地面スレスレまで低くはできません。

遮光性はそれほど無いのと、ポールが細いので、強風には注意です。

色のバリエーションがグリーン、バーガンディ、インディゴと多く、近々ベージュも仲間入りする予定です。

 

 

ポリコットンタープのおすすめ

 

 

ポリコットン製タープは少々高めなんですが、ビジョンピークスのこちらは安いです。

それでいて撥水加工。形はヘキサとレクタ、両方あります。

去年は夏場に売り切れてしまうと、冬はずーっと入荷しませんでした。欲しい方は、見たら即買い推奨です。

ポールは別売りですので、別途買う必要があります。

太さ28mm~32mmぐらいが、強風でも滅多に曲がりません。

 

コットンとポリコットンタープは化学繊維より大雨には弱いと言えますが、大雨の時は激しく雨漏りするわけではなく、霧がかかったような感じでしっとり濡れます。

コットンテントは濡れると乾かすのが大変ですが、タープは単なる布ですので広げるのも畳むのもずっと簡単です。気にせず使って下さい。

 

 

極端な話、ブルーシートで可。

 

 

あまり格好良くは無いですが、ブルーシートにもハトメが付いてますよね。

あれも立派にタープとして使えます。

行楽シーズンならスーパーなどでも買えますので、タープが無いけど雲行きが怪しい時などに検討してみてはいかがでしょう。

ビニール紐などでテントのポールや車のミラー、キャンプ場内の立木などと括ります。

木は折れたり傷つけないように、注意して下さい。

見た目はホームレス風ですし、風があるとバサバサうるさいんですが、雨で何もできなくなるより遥かにマシでしょう。

 

 

 

まとめ

 

 

まず、自立型か非自立型か決めます。

続いて素材と色、形を決めます。焚き火しやすいのはコットンとポリコットン。

お値段はピンキリですが、雨よけだけならそんなに高い物じゃなくても大丈夫。

楽しいファミリーキャンプのために、ひとつご検討くださいませ。

 

 

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Posted by みーこパパ