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【本のレビュー】キャンプ雑学大全2020実用版【キャンプの教科書】

2019-12-23

なんか更新間隔が開いてしまいました。

さすがに年末は慌ただしくて、申し訳ございません。

その割に土日はしっかりキャンプには行っていたんですけどね。

キャンプそのものは別腹ですから。

 

さて本日は、キャンプ関連本の紹介です。

 

キャンプ雑学大全2020実用版 /三才ブックス/牛田浩一

キャンプ雑学大全2020実用版

三才ブックスさんと言えば、キャンプムック本の「fam」の出版社です。

私も毎号買っていますよ。ビーパルとガルヴィは、内容や付録次第で買ったり買わなかったりするんですけどw

famのチームは私もお世話になっているハピキャンのキャンプ監修をしておりまして、少なからずご縁があります。

 

著者の牛田浩一さんは、アウトドア用品の輸入卸会社から「アウトドアのなんでも屋」として独立起業された方。

メーカー側の視点と、自身もアウトドアを楽しむユーザーの視点を持つプロフェッショナルです。

テレビによく出ているわけではないんですけど、帯に書かれたアウトドア業界著名人の言葉を見れば凄い人だってのは大体分かるはず。

 

内容を晒すことは著作権侵害になるので、目次部分をちょっとだけ。

 

キャンプに行く前の準備編は、キャンプ場選びや荷物の準備など、今からデビューする方に向けた情報です。

設営編ではキャンプ場の現地に着いて、実際にテントを張る場所や、設営するにあたっての豆知識。

テント以外の道具も含め、セッティングするときに知っていた方がいい知識が書かれています。

 

続いて実践編では、調理や火の扱い、就寝時のアドバイスや寒さ・雨への対策、撤収して家に帰ってからのことが書かれています。

この実践編が、おそらく初心者から上級者まで一番ためになる部分だと思います。

 

心得編はキャンプマナーや傷病時の手当て、野生動物への対策など。

知っていると、より安心してキャンプを楽しめることですね。

 

あとは基礎の基礎編として、キャンプ道具の種類などについての解説。

このコーナーは初心者向けですけど、いつもやっていないと忘れるロープワークなどは中級者以上でも参考になるかと。

 

最後はキャンプの通言100として、アウトドア業界人や通な人たちが使う用語の解説。

一般的に使われている言葉もありますが、一般の人がまず使わないであろう言葉も入っています。

「かんざし」「パテペン」とかは、私も初耳でしたw

 

全部読んでみての感想

初心者向けの内容が多いはもちろんですが、中級者、上級者でもためになると思います。

キャンプ経験がある方こそ、よりリアルに想像できるので「それそれ!」という感じで内容を受け入れられるかと。

これをすべて覚えて知識にできれば、間違いなくキャンプレベルが上がります。

 

具体的な内容は、実際に購入して見ていただかないといけませんが...

私が知らなかったもので、実際にやってみようと思ったものですと「ポンピングを楽にする意外なアレ」とか、「強風時のヘリノックス飛びすぎ問題対策」などですね。

答えが気になりますか?買って見てくださいw

 

子供にキャンプ教科書として読ませたい方!きっといらっしゃいますよね。

漢字にルビがふってないので、小学校低学年だと難しいかな?と思います。

中学生以上なら全く問題ないかと。

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