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初めてのテント選び、おすすめのファミリー向けテント

2018-03-01

このコラムの第6回目にして、ようやくテントの話題です。

キャンプと言えばテント、テントと言えばキャンプであるのに。

 

はじめにテントの形について

2018年現在、日本国内市場でのファミリー向けテントについて。

おおよそ以下のような分類ができます。

 

ドーム型

 

ポール2本以上で自立する、オーソドックスなテントと言えます。
慣れれば短時間で設営できます。

形を作ってからでも移動することができるのが利点です。

靴を脱いでおいても雨に濡れない「前室」スペースのあるものがおすすめです。
靴以外にも、ちょっとした荷物スペースになります。

 

 

ティピ型

画像はテンティピという高級テントです。

ワンポールテント、モノポールテントなどとも呼び、1本のセンターポールで三角形の幕を張ります。

ペグ(テントの足元に打ち込む杭)を打って柱を立てれば建つシンプルな構造です。

 

前室は無いものが多く、雨の日の出入りにはちょっと気を使います。

 

 

トンネル型

参考画像:DOD様 カマボコテント2

湾曲したポールでトンネルドームを作ります。これも慣れれば速く建ちます。

画像のものはトンネル型ツールームの、DOD カマボコテント2です。

広く定義すればドーム型ですが、ポールだけでは自立せずペグとロープが必須です。

 

 

補足・ツールームテントについて

寝室スペースとリビングスペースを1張のテントで作れるので、雨天でも雨除けのタープ無しで過ごすことができるテントです。

ドーム型、ティピ型、トンネル型などベースとなる形は様々です。

テントの重さと設営難度は他に比べて上がりますが、タープを別に張るより速く建てられる事が多いです。

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他に骨組みを作って幕を被せるロッジ型などがありますが、現行品は高価すぎて初心者向けではありません。

建てやすさ、居住性ともに良いんですが。

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初心者におすすめのテントとは

画像はナチュラムさんより

「設営が簡単なテント」これに尽きます。

広さ、価格、ブランド、重さなど色々な要素がありますが、まず一張でも建ててみましょう。

購入前に一度、レンタル品のテントを建ててみるのがおすすめです。

 

最初のテントがツールームテントですと、なかなか大変です。

一度建ってしまえば居住性などは良いテントではあるのですが、設営難易度は高いです。

もちろん自信があれば、最初からツールームでも構いません。

 

 

テントも見た目が9割

最初は安い物で十分ではありますが、こだわる人ですと最初から高くて良い物を選びたいのではないかと思います。

また、キャンプにハマると新しい物がすぐに欲しくなります。私のように。

そのため、値段関係なく「見た目が気に入るかどうか」というのがとても重要です。

見た目が気になるテントがあれば、実際にお店で展示されている物を見てみたり、「テント名 ブログ」などで使っている方の生の声をチェックしてみましょう。

そのテントがレンタルできるキャンプ場があれば試したいところですね。

「見た目はイマイチだけど、最初はこれでいいか。」という妥協は、すぐに買い換え確定です。

しかしいくら見た目が気に入ったからといって、慣れないうちからコットン素材のテントを買ってしまうとすぐカビさせてしまうので気を付けて下さい。

まずはデザイン先行で選んで、その中で安くて設営しやすいものがあればベストだと思います。

 

 

対応人数は、プラス1~2名で考える

キャンプ中のテントの使い方というのは、その時の天候などによっても変わります。

「寝るだけの寝室になればいいや」と思って小さいテントを選ぶと、大雨や強風でテント内に篭もらざるを得ない時、狭さに辟易します。

ですので、4人家族であれば5人用テントを選ぶようにして、対応人数は1人分余裕を持って選びましょう。

ティピ型の場合は隅に行くにつれ天井が低くなりますので、プラス2名ほど余裕を見ておくと良いです。

山岳用だと狭め

特に古いテントですと人数の表記は、すし詰めで寝られる対応人数です。
オークションなどで古いテントを買う際は、床面積を確認しましょう。

 

 

独断と偏見で、おすすめのテント

形状別に、おすすめのテントです。

 

ドーム型のおすすめ

スノーピークのアメニティードームシリーズ。

建てやすさ、前室の広さ、風への耐性、価格など、とてもバランスの良いテントです。
私がファミリーキャンプ用に購入した最初のテントでもあります。

 

高さが低めですので、キャンプ中ここでずっと過ごすのではなく、寝室用として使うのがおすすめです。

対応人数の表記が「大人+子供」と分かりにくいのですが、実質2人用のS、4人用のM、5人用のLの3サイズあります。

(子供はすぐに大きくなりますし、背が小さいから省スペースで済むということも無いので、わざわざ分けて考えなくて良いです)

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もう少し背が高い物が良ければ、コールマンのタフワイドドームですね。
これも十分な広さの前室があります。

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コールマンのテントはレンタル用としてもよく出回っているので、どこでも現物を見ることができます。

よく出回っているというのはベーシックであることの裏返しですので、大きく失敗することはありません。
マイナーチェンジを繰り返し、完成度はとても高いです。

手頃な価格で入手しやすいのも利点ですね。

 

 

ティピ型のおすすめ

画像はNorth Eagle様より

North Eagleのワンポールテントシリーズ。

まず価格が圧倒的に安いです。サイズ展開も多く、見た目も落ち着いた色使いで人気があります。

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キャプテンスタッグも同様で、値段が安いのにおしゃれなティピ型を多数展開しています。

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North Eagle、キャプテンスタッグの両メーカーは展示品やレンタル品での確認がしにくいという難点はあります。

探せばあるんですが、コールマンに比べると絶対数が少ないですね。

 

トンネル型のおすすめ

価格が手頃で人気なものですとDODのトンネル型ツールームテント・カマボコテント2なのですが、入手しにくいというのが難点です。

販売されてもすぐに売り切れ、オークションなどで高額転売されています。
安定的に供給されるようになればおすすめできるんですが。

大型ツールームですので居住性は良いのですが、1人で張るのは大変です。

構造自体は簡単なので、初心者でも張ることは可能です。

 

 

2018年4月に発売されるものですが、スノーピークのヴォールト。

カマボコテントより狭くて低いので4人ぐらいが限度ですが、国産トンネルテントのスタンダードになる存在だと思われます。

税別29,800円と、高級路線のスノーピークでもお求めやすい価格です。

 

このヴォールトに、タープ付きの「エントリーパックTT」という商品が税別49,800円で発売されます。

4人家族までなら、これ買っておけば間違いないと思います。

 

 

まとめ

一時期のキャンプ場は、コールマンの緑テントだらけでした。その後はアメニティードームも増えまして、半々ぐらいになりました。

最近の流行りで言いますと、ティピ型のテントをキャンプ場でよく見かけるようになってきました。

ティピ型のサーカスTCは必ず見るはず

ドーム型がまだ主流ではありますが、多様性が増しているので他人と被ることはあまり恐れなくても良いと思います。

タープとの組み合わせやテントの装飾をすることで、全く同じサイトにはなることはほぼありませんよ。

 

 

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Posted by みーこパパ