秋キャンプの準備、服装や暖房器具などはどうする?
秋、キャンプにはベストなシーズンの到来です。
昼間も夜も暑すぎることはなく、寝苦しい思いをすることはありません。
もちろん寒いことはありますが、暑さよりもずっと対処しやすいと言えます。
今回は9月下旬~11月頃の時期を想定しています。
当然行く場所が北国か南国か、標高の高さなども関係しますので、行く場所の最高・最低気温を確認しながら読んでください。
寝具
まずマットでのテントフロアの断熱が、夏以上に重要になります。
安い銀マットなどでも十分に効果がありますので、必ず敷きましょう。
床全体を覆う必要は必ずしもありませんが、覆った方がちょっと暖かいです。
最低限、寝袋の下を断熱していないと底冷えで眠れなくなります。
寝袋は快適温度が0度前後の表示のものがおすすめになります。
限界温度ではなく、快適温度です。
この快適温度という数字は、薄着で寒さを感じずに寝られる基準になります。
このぐらいのクラスの寝袋ですと、さほど高額でもありません。
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それでも家族分を揃えるとなかなかいい金額になります。もう少し安い寝袋しか用意できない場合や、寒がりな方は電源付きサイトを予約し、ホットカーペットや電気毛布を使いましょう。
キャンプ場にレンタル品がありますし、電気毛布であれば2,000円台から購入も可能です。
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これらの寝袋を暖められる暖房器具の威力は絶大で、テントを閉め切っても安全に、真冬でも快適に眠ることができます。
秋キャンプの服装
昼間は天気が良いと暑いぐらいなのですが、夜になると冷え込みます。
標高が高いキャンプ場では、気温がマイナスになることもあります。
(昨年行った11月中旬のふもとっぱらですと、朝方マイナス1度になりました)
長袖は必須で、アウターの他に中に着込める薄めのダウンジャケットなどがあると安心ですよ。
暑ければ脱げばいいので、ヒートテックなどの暖かい下着も持っていくことをおすすめします。
秋に限った話ではありませんが、重ね着の枚数で体感温度を快適に保ちましょう。
忘れがちなのが手袋と靴下。特に手袋は、街の中では真冬じゃないと使わない人が多いと思いますが、キャンプ場では寒いです。
安い綿軍手などで構いませんので、余分に荷物に入れておきましょう。
暖房器具
寝る時以外の時間をテントの中で過ごすか、外で過ごすかにもよりますが、寒い外で過ごす場合でも、暖かい服装をしていれば焚き火で暖を取ることで十分耐えられるぐらいです。
ストーブがあればより暖かく過ごすことができますが、暖かい服装をしていれば必ずしも必須ではありません。
ストーブは燃料の種類で、カセットガス、灯油、薪などがあります。
特徴は次の通り。
- カセットガスストーブ:小型、手軽、高燃費
- 灯油ストーブ:中型、手軽、低燃費
- 薪ストーブ:中~大型、設置大変、高燃費
暖かさは製品にもよりますが、カセットガス < 灯油 < 薪 という順番になります。
どの器具を使う場合も、火器ですのでテント内では原則禁止のものです。
テントの中で使う場合、燃えやすいものを近くに置かない・こまめに換気するなど細心の注意を払って使いましょう。
灯油ストーブと薪ストーブは調理にも使えるという利点があります。
(カセットガスでも、向きを変えることで鍋を載せられるものがあります)
ストーブの上で鍋を煮込んで食べるのも、秋冬キャンプならではの楽しみですね。
薪ストーブ
薪ストーブは煙突を設置するため、燃焼ガスは煙突から排気されます。
設置は面倒臭く燃料となる薪代も高いのですが、暖かさと安全性は高いです。
秋だと暑くなりすぎる気がしますので、また冬キャンプの記事で詳しく触れることにします。
電気ストーブ
電気ストーブは消費電力が小さいものであれば使えます。当然電源サイトになりますが、何アンペアまで使用可能か確認しておきましょう。
セラミックヒーターなどはそれほど暖かくはなく、遠赤外線ヒーターなどは、向いている方向に居れば暖かいです。
電気ストーブはそれほど暖かさは無いものの、空気を汚さず手軽なので秋にはうってつけですが、やはり火事などには気をつけて使いましょう。
秋キャンプのためにわざわざ電気ストーブを買うのはもったいなく、もし家にあれば持っていくというぐらいで良いと思います。
真冬キャンプでは、あまり使えないぐらいの暖かさですので。お金を出して買うなら灯油などの方がよろしいかと。
ホットカーペット、電気毛布については寝具の項で触れた通り、冬も使えるおすすめの暖房です。
灯油ストーブ
もし冬もキャンプしたいと考えていて、新たに暖房を購入するならこちらがおすすめです。
燃費が良く、収納性や安全性などのバランスが一番良い暖房器具です。
普通に燃えている分には安全性も高いのですが、酸素が無くなって不完全燃焼すると殺人装置になりますので、換気には気をつけて下さい。
私が去年購入したフジカハイペットですと、一酸化炭素は1mmも発生しませんでした。
換気しているのは当然として、まだ製造後新しく、燃焼効率も良いからでしょうね。
念の為、一酸化炭素警報器は使っています。
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2個使っていますが、明らかに楽天リンクの形の方がよく検知します。
(燃えている炭に近づけると、すぐに数値が上がります)
まとめ
暖房器具は無くとも、厚着と焚き火でなんとかなる。
寝る時はホットカーペットか電気毛布があれば快適。
もしストーブを買うなら灯油ストーブを、換気しながら使う。
秋は四季の中でも過ごしやすく、キャンプには最高の時期です。
予期せず暑い分には服を脱げば良いので、寒さへの対策をしっかりとして行きましょう!
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