初心者キャンプごはんのススメ
初心者の方におすすめするキャンプは、
「バンガローやコテージに泊まる手ぶらキャンプ」
という事は前回お話しました。
料理だけちょろっとして、キャンプとはいかなるものか体験する事が目的です。
その結果、楽しかった!また行きたい!となった方への、次なるステップ。
料理の割合を増やしたり、テント泊をしてみる、という事になりますが。
家で練習ができますし、今回は料理をおすすめしたいです、させて下さい。
日本人なら米食えよ
全ての日本人にオススメできるのはやはり、炊きたてご飯。
これもまた、ただ焼いただけの肉同様、とっても旨いもんです。
炭水化物ダイエットしていても、キャンプの時だけお休みしてほしいぐらいです。
炊飯道具はレンタルでも良いんですけど、もし購入する場合のアドバイス。
飯盒でご飯を炊くのはちょっと慣れが必要でして、火加減を均一にするのが難しく焦げやすいです。
ライスクッカーというご飯を炊くための鍋がありまして、これがとても簡単です。
- 米と水を分量通り入れる
- 強火で火にかける
- 沸騰したら、フタがカタカタするギリギリのところまで火を弱める
- フタの動きと湯気が止まったら火を止め、10分蒸らす
- できあがり
慣れれば普通の鍋でも飯盒でも米は炊けるようになりますが、ライスクッカーなら初めてでも鍋が火加減を教えてくれるんです。
結果、炊飯を失敗した事は一回も無いです。まじで。
|
私はユニフレームの物を使っていますが、他社も似たものがあります。
他の鍋とセットで売っている物もありますので、お好みでどうぞ。
キャンプ用クッカーセットについて
鍋の話が出たので、調理道具について触れておきたいと思います。
キャンプ用の鍋やフライパンがセットになったものが販売されていますが、もちろん家で使っているものを持ち出して使って構いません。
ただし使う際はガスコンロで使うようにした方が良いです。
焚き火や炭火で使うと、底がススで真っ黒になります。
キャンプ用のクッカーですと、取っ手を外せる、重ねて収納できるなど独特の工夫がされています。
一例として、4人家族用クッカーフルセットですと、安いもので5千円ほど。
|
もう少し良いものですと、1万5千円。
|
当然高いものの方が、焦げ付きにくいなどの利点があります。
ただ、安いものでも2~3回で壊れるようなことは無いです。
もしキャプテンスタッグの鍋だからすぐダメになる、と言う人がいましたら、それは使い方が下手くそなんです。
クッカーは家でも使えますし、何年も使えますので、ちょっと良いものを買ってもいいと思いますよ。
家庭用のものをキャンプ用にして使う
家のものを持ち出して良いと先に言いましたが、キャンプに行く頻度が増えて来ますと毎回キャンプのたびに家のキッチンから持ち出すのは面倒です。
多くの方はキャンプ持ち出し用の収納箱を作って、入れっぱなしになるでしょう。
コンパクトにはなりませんが、家庭用に売られているものをキャンプ用にするのもアリですよ。
取っ手の取れる~ティファールなど、積み重ねもできて収納性も良いですね。
お値段異常のニトリさんも良いですね。
私もニトリのスキレットを使っていますが、お値段以上に役立ちます。
ライスクッカーと大小の鍋のほか、フライパン。このあたりがあれば、困ることなく一通りの料理が作れるでしょう。
BBQのみから、一歩進んだキャンプ料理
私のおすすめする簡単キャンプ料理は、夏は断然焼肉なんですが、寒い時期は鍋ですね。
具材とダシを鍋に入れて煮るだけで旨い、そして身体も暖まります。
春~秋でも山の中だと冷えますので、スープなど温かい料理を準備するのは良いですね。
お湯を入れるだけのインスタントスープは、一年中常備してます。
食事というのは、簡単に身体を温めることができますので。
寒い時期のキャンプは夏に比べて敷居が高いと言えますが、バンガローやコテージに泊まるならさほど関係無いです。
ただしバンガロー内は火気厳禁という事が多いので、調理は外になりますね。
電気が使えるのでホットプレートを使えるとしても、臭いが出るような調理は屋外でやってくださいね。
あなた自身がバンガローに泊まった際、焼肉臭かったらイヤですよね?
後から利用する人の事を考えるということが、キャンプの基本と言えます。
いやキャンプだけじゃなく、人として当たり前でありたいですね。
作るメニューに悩んだらココ
料理が得意な人なら全く悩まないと思いますが、そうでもなければ先人の知恵に頼りましょう。
まずはオススメの本。
私もそれほど得意ではないので、太田 潤さんの本を良く見ます。
初心者から上級者まで対象に、簡単なものから手の込んだものまで紹介してくれるのが良いです。
インターネットで参考にしているのは、こちらのサイトです。
そとごはん料理研究科の風森 美絵さんが監修しているので、オサレでおいしそうな料理がいっぱいあります。
手軽なのに見栄えも味もいいメニューもありまして、よく参考にしています。
なのでもちろん、風森さんが寄稿するこちらのサイトもおすすめです。
まだ出来て間もないサイトなので、レシピ数も少ないですけど、やはりオサレで写真映えしそう、かつ美味そうな料理ばかりです。
アウトドア料理専門の情報サイトって、ありそうで無かったですよね。
今後どういったサイトになっていくのか、楽しみですね。
まとめ
キャンプで毎食しっかり料理を作るのは、結構な労力です。
毎日料理している主婦の方でも、自宅と違う環境では大変ですよ。
まずは一食だけ。撤収する日は、後片付けを考えてごく簡単に。
ファミリーキャンプであれば、家族みんなで協力してやるのが理想ですね!
毎回同じメニューで飽きるのは、本や情報サイトを見れば回避できます。
楽しくて美味しいごはんを、ぜひキャンプでも食べてください!
より深くキャンプにハマれること、間違いありません。
Sponsored Link