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【2020夏】そこそこ大雨でもけっこう大丈夫でした、長瀞オートキャンプ場【後編】

2020年9月頭に訪問した、長瀞オートキャンプ場父子キャンプ後編です。

施設紹介がメインの前編はこちら。

【2020夏】台風から復興した長瀞オートキャンプ場に行ってきた【前編】

 

気温は夕方でも30℃超え、管理棟でアイスを買って食べたりして過ごします。

すでに木陰でタープ下なので、これ以上涼むには扇風機などに頼るしかありません。

既にハンディタイプの扇風機は使っていますが、もちろん暑い。

ほかに涼しくする方法は、打ち水などですかね。

 

なんてことを考えていると、天然の打ち水が来ました!

スコールのような降り方の雨。

川で遊んでいた人たちも、急いでキャンプ場の各々のサイトに帰っていきます。

 

タープから流れ落ちる雨が、地面に小さな水たまりを作ります。

それほど水が溜まることもなく、吸い込まれて消えていきました。

雨も長く降り続くことはなく、この雨は30分ぐらいで止みました。

これでもう降らないでくれればいいんですが、そうは問屋がおろさない。

 

暗くなってくると、手作りベンチなどが置かれたスペースがライトアップされています。

天気が怪しくなければ、いい雰囲気になりそうですね~。

 

もっと周りが暗くなると、こんな感じです。

キャンプ場に電源サイトは無いのですが、ここには電気があります。

もし各サイトに電源を引いていたら、台風被害がさらに大変なことになっていたでしょう。

 

晩ごはんの支度を始めます。

家族全員でのキャンプだったら、このベストポットでボルシチを作ろうと思っていたんですけどね。

長男と2人なので、簡単にごはんと焼き肉に。

 

このベストポットで炊くご飯が、最高にうまいんですけどね。

おかずなど無くても、バクバク食えます。

関連記事:キャンプでも蓄熱調理ができる土鍋!best pot(ベストポット)レビュー

 

米に吸水させていると、また雨がさっきより強く降ってきました。

地面にも少し溜まってしまってますね。

日が落ちてからの雨は打ち水効果がほとんど感じられず、ただ湿度が増して暑いままです。

 

なかなかの雨雲が絶賛通過中。

帯状の雲がちょうど現在地を覆って、しばらく抜けてくれそうにありません。

 

雨が止むまで高校生男子の空腹は待てません。

タープ下での焚き火スタート。

火の粉が飛ばないよう、薪の量は控えめに。

 

焚き火に木炭を突っ込んで、そのまま火熾し。

故郷釧路の鶴居木炭です。東京ではヨドバシカメラの通販で購入可能。

炭単体で熾すならチャコールスターターみたいなものがベストだと思いますが、焚き火のついでに入れておけば勝手にできます。

鶴居木炭のようなちゃんとした炭なら、火持ちがいいので薪が燃え尽きるころちょうどいい感じに炭火が熾きます。

 

雨はいよいよヤバい感じ!

タープにたまった水を排水した瞬間の写真ではなく、この蛇口をひねったような勢いが連続しています。

水はけの良い植木鉢の地面も、この量が降ってしまうと排水しきれず水たまりがタープ下にまでできてしまいました。

タープに当たる水音がうるさく、長男との会話も聞き取れません。

 

雨の轟音の中、炭がいい感じになったので焼き始めます。

タープが無かったら詰んでますよね。

 

私はでかいウインナーで早々に腹いっぱいになり、あとは長男が食べまくります。

長男は家族で一番食べるので、身長こそ越されていないんですが体重は既に越されています。

あとは無限キャベツや漬物など。

食べ終わってしばらくすると、雨も止みました。

 

画像は長瀞オートキャンプ場公式サイトより

汗を流しに場内のシャワーへ。

家族で入れるファミリー用ブースもありますが、そんなに広くないので小さい子と親1人向けです。

もちろん長男とは別々に利用。

 

さっきまで降ったり止んだりしていた雨は、本降りのまま止まなくなってきました。

暑さは少し落ち着いていますが、湿度が高いので快適とは言えません。

 

サイトは水がはけてくれていますが、サイト前の通路は川になっています。

植木鉢が敷いていない普通の土のサイトは、大変だったんじゃないでしょうか。

多少料金が高くてもビューサイトにして良かったです。

 

雨は止まず雷も鳴っていまして、消灯時間が過ぎてもしばらく起きて警戒していました。

ずっと雨で、それが強いか弱いかなので雨雲レーダーもそんなに役に立ちませんね。

雷は遠くで鳴っていて近づいてくる様子は無いので、諦めて就寝。

 

翌日も朝から雨。かなり弱い雨なのが救いです。

タープもすっかり雨を吸ってしまってますね。

撥水加工は購入後一度もやっていないので、撥水しないに等しいです。

多少染み出してきても、中はあまり濡れないのでそのまま使ってしまっています。

 

荒川は増水し、文字通りの荒々しい流れに。

これは川遊びすると死にますね。

 

前日の同じアングルの荒川。

2m以上水位が増しているように見えますね。

キャンプサイトまではまだ数m余裕がありますが、自然の怖さを思い知らされます。

2019年の台風の時は、管理棟の方まで水が上がったそうなので…

私がいるビューサイトも、頭の上まで水没しています。

ここまでの雨になるなら営業していないと思いますが、最近は天気が急変するのも珍しくないですからね~。

川のそばなどでは、あまり油断しない方がいいでしょう。

 

乾燥撤収はムリなので、諦めて撤収作業。

テントはポリエステルなので、そんなに大変じゃないです。

関連記事:おしゃれでもリーズナブル!NEUTRAL OUTDOOR LGテント4.0レビュー

 

植木鉢サイトは泥はねの汚れも少なく、多少赤く汚れる部分も拭けば落ちます。

 

泥に対しまったく無傷というわけじゃなく、イスの脚など高い圧力がかかるところほど汚れています。

これは乾かしても隙間に残るので、水洗いしないと綺麗になりません。

そのうちやりましょうかね。やらないだろうなぁ。

 

水がすっかり染みてしまった、テント下のグラウンドシート。

耐水圧の表記が無いんですが、たぶん1,500~2,000mmぐらいじゃないかと。

210D リップストップ ポリエステルで、軽くコンパクトなのはいいんですけどね。

 

この話の流れでアフィリエイト張っても誰も買わないんじゃないかと思われるかもしれませんが、テント底面の汚れ防止にはしっかり役立ちますよ。

雨対策としても、無いよりあったほうがはるかに良いです。

こいつのおかげで、LGテントの床面は拭けば終わりですから。

 

タープ、テント、グラウンドシートの3つは大きなゴミ袋にぐるぐるポンです。

雨撤収はツールームテントじゃない方が断然楽ですね。

キャンプ最中の快適度は、どちらも一長一短あります。

ツールームテントは雨が横から吹き込んで来ない分濡れませんけど、夏は暑いですから。

 

撤収完了。

弱い雨だと、完璧に排水して水たまりも皆無ですね。

 

雨にはがっつり降られたものの、あらかじめ覚悟して準備もしていたので大丈夫でした。

サイトの地面に助けられたという部分も大きいですね。

普通の土サイトだったら、もっと恨み節が出ているはず。

また今度ここ来る時も、この植木鉢が敷いてあるサイトにしたいと思います。

良きキャンプ場ですが、人気があって予約がなかなか取れないのが困りますよ!

 

 

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