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キャンプでも蓄熱調理ができる土鍋!best pot(ベストポット)レビュー

本日紹介するのは、蓄熱調理が可能なお鍋。

best pot(ベストポット)のレビューです!

※PR記事になります

キャンプ関係あるのか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

蓄熱調理というのは、火を使う時間を短縮できます。

有限なガスカートリッジを節約して調理できるので、けっこうキャンプにも良いと思うんですよ。

 

四日市の萬古焼(ばんこやき)の土鍋に、鋳物のフタが付いた商品です。

コロンとした形状がかわいくないですか?

写真のモデルは直火対応の20cm、色はインディゴブルー。

キャンパーなら直火対応一択ですが、家のIHコンロをメインに使われる場合はIH対応にしてください。

直火対応モデルだけでもサイズが6種類、色の展開が多いもので7色もあるので、いきなり迷いますよね。

焚き火でも使えなくはないと思いますが、ススで真っ黒になります。

せっかく映えるキレイな鍋なので、ガス火の方が良いでしょう。

 

土鍋といっても私が想像していたものとは全く違い、不思議な形状をしています。

底の周りについたジオングのスカートのような「ハガマヒーター」が熱を保持するんです。

 

土鍋の内側は火山灰の釉薬を使用し、黒くなっています。

この釉薬自体が、遠赤外線を発するようですね。

お米も多少はくっつきますが、アルミ無垢などに比べてくっつきにくく感じました。

 

ずっしり重い鋳物のフタ。フタだけで重さ1.3kgあります。

裏には無数のイボイボが、螺旋を描くように配置。

重みで気密性を増しつつ、このイボから水分が垂れて循環することで無水調理が可能になります。

 

フタと土鍋はピッタリハマります。

誤差1000分の1という非常に精密な研削で実現しているらしいですよ!

技術的な細かい点が知りたい方は、best pot公式サイトをご覧ください。

 

実際にキャンプで米を炊いてみた

レシピは色々とありますが、まずは基本の白米炊飯。

実際に何度も炊飯してみましたが、20cmのbest potで1合~3合までいけます。

 

米1合に対し、水の量は200mlです。

米を研いだらきっちり分量通りの水を入れて、30分以上吸水させましょう。

多くのキャンパーが持っているシェラカップで、200mlが測れますよね。

2合なら400ml、3合なら600ml。

虫がダイブするので、吸水中フタは閉めておきます。

 

ガスコンロに点火し、中~強火で約7~10分間。

 

フタの隙間から水泡が噴き出てきたら、火を消してください。

あとは20分ほど待つだけです!とても簡単ですね。

 

20分後。フタも土鍋も熱いままですので、耐熱手袋で開けます。

 

写真が暗くて分かりにくいですが、上手に炊けました~!

上の写真で1.5合です。かなり余裕がありますね。

 

こちらは自宅で3合を炊飯した時の写真です。

これ以上の量は、フタに接触してしまいそうです。

 

皆さんが気になる一番肝心なお味ですが、最強にうまいです。

私のキャンプ炊飯の美味さランキングでは、ユニフレームのキャンプ羽釜で炊くご飯が1位でした。

今回のbest potは、それを超えてきましたよ!

米の甘み、旨みを引き出すという点では羽釜でも同等かと思います。

best potは火を止めてから20分経っていても、ご飯があっつあつのままなんですよ。

なので放熱して少し冷めるアルミ製のキャンプ羽釜に比べて、より美味く感じるのではないかと。

※個人の感想です

 

無水カレーも作ってみた

炊飯以外の料理もやってみますよ。

自宅でですが、無水カレーを作ってみました。

水を使わず、野菜から出る水分だけでカレーを作ります。

無水カレー レシピ(4人分)

  • 牛すじ肉 200g
  • 玉ねぎ 1個
  • じゃがいも 2個
  • にんじん 1本
  • トマト缶 1缶
  • 塩 少々
  • カレールウ 4皿分

キャンプを想定して持ち運びしやすいトマト缶を使っていますが、生のトマト1個でも良いです。

 

牛すじ肉は別の鍋で、水を換えて2回茹でておきます。

 

野菜は生のまま、best potにぶちこみます。

水分の出やすい玉ねぎを下にしました。

 

茹でた牛すじ、トマトの順に入れて、軽く塩を振ってフタをして火にかけます。

玉ねぎが焦げてしまうので、最初は弱火でいきます。

ぐつぐつ沸騰する音がしてきますので、約10分ほど煮込みます。

 

10分経過後。けっこう水分が出ていますね!

全体をひとまぜしたら、フタをして火を止めて20分放置。

野菜の硬さをチェックしてみて硬いようなら、もう少し煮込んでください。

この時、火をつけても良いです。

 

野菜が柔らかくなったら、ふたたび弱火で5~10分。

カレールウを入れて、混ぜながら溶かします。

ルウが溶けたら完成!

牛すじを使っているので、野菜が崩れない程度にもっと長く煮込んでも大丈夫。

 

味は野菜の甘みが出ており、美味しくできました!

「カフェで出てくるカレーの味じゃ」と奥様からも高評価。

 

土鍋をキャンプに安全に持ち出すにはどうする?

持ち運ぶに当たって重要な、スペック情報。

下記のスペック表は、直火対応の20cmモデルの場合です。

直径 約20cm
幅(持ち手含む) 約24cm
深さ 約10cm
高さ(フタ含む) 約14.5cm
重量 鍋2㎏、蓋1.3㎏ 計3.3㎏

賢明な読者の皆さまはご存知の通り、土鍋は強い衝撃で割れます。

現代の匠の技術の粋を集めて造られたbestpotであっても例外ではなく、強い衝撃が加われば割れるはずです。

そんなの持っていくの大変だろう、と思いますよね?

ダッチオーブンと大差ないので、オートキャンプする方なら大丈夫でしょう。

ちょっとの工夫で激うまい米が食えるなら、少しだけ頑張ってみるのも良いのではないでしょうか。

 

私はこのケースを使いました。

オレゴニアンキャンパーのモールドキューブです。

クッション材が入っているので、壊れやすい土鍋も安心!

参考記事:かっこいいキューブ型ソフトコンテナ!オレゴニアンキャンパー・モールドキューブ

 

ケースの方が少し大きいので、仕切り板の位置を微調整。

念のためフタには薄いスチロールを噛ませて、がたつきを防止。

上のスペースが余るので、キッチンペーパーやタオルを入れ、その上にコップを入れました。

鍋の中にも少しだけ、小皿やコップなどが重ねて入ります。

 

気をつけていても割れちゃったら?

画像出典:best pot

どんなに気をつけて使っていても、命あるものはいつか死に、形あるものはいつか壊れます。

新品購入時の何割かの負担で、鍋を取り替えてくれるサービスがあります!

他にも汚れた際に焼き直してくれるサービスもあるので、長く使うことが可能。

汚れが気になるなら最初から黒を選ぶと良さそうですが、好きな色で統一するのもまた楽しみですから。

お好きな色を選んで使い込んでくださいよ!

 

購入情報とまとめ

こちらの画像から公式サイトにリンクしておりますので、お好きなサイズと色を選んでください。

キャンプで使う方は、「直火対応モデルのbest pot」ですよ。

炊飯や無水カレー以外のレシピも紹介されていますので、ぜひご覧ください。

 

炊飯は最強、そして自宅とキャンプ両方で使えるbest pot。

大事なことなので、最後にもう1回。

炊飯最強です。

 

 

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Posted by みーこパパ