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土を掘る道具の小さいほうは、シャベルかスコップか。VARGO(バーゴ)チタニウム ディグディグツール

本日はキャンプで役立つ便利小物のレビューです。

土を掘る小型の道具で、スコップまたはシャベルと、日本の東西で呼び名が変わります。

私は大きいのがスコップ、小さいのはシャベルと認識しているのですが、地域によって逆のようで。

語源がシャベルは英語、スコップはオランダ語などの違いらしいですね。

今回は日本全国どの地方の方にも対応できるよう、あえて統一せず織り交ぜていきます。

 

VARGO チタニウム ディグディグツール T-471

VARGO(バーゴ)のチタニウム ディグディグツール。

バーゴはチタン製品を得意とする、アメリカのアウトドアブランド。

ディグディグツールは重さがわずか36gの軽量スコップで、100均のシャベルから買い替えです。

スコップは必ずしも必須のキャンプギアではないですが、地面での直火をする方は必携ですよね?

焚き火台の灰をすくって捨てる処理にも使えます。

 

今回のディグディグツールは、チタンの板を曲げ加工してシャベル型にしたもの。

単なるヘラのように見えて、地面をしっかり掘れます。丈夫で簡単に曲がったりもしません。

剣の両側がノコギリのようにギザギザですが、さすがに木は切れません。

これは地中の草の根なんかに引っかかっても強引に切れるようについています。

 

持ち手にVARGO TITANIUMの刻印。かっこいいですね。

ロープは自分で通しました。

 

持ち手の右端の方に、溝がありますよね。

ここにロープを引っかけて、ペグの代わりに使えます。

面積が大きいので接地抵抗が大きく、なかなか抜けにくそう。

 

持ち手の端は内側に折り込まれているので、手に食い込んで痛くなりません。

シンプルな方法ですが、重量を軽く仕上げられますね~。

薄くても強度のあるチタンならでは。

 

つい最近、雨のキャンプで地面に排水溝を掘るのに活躍しました。

100均のスコップだと硬い地面には歯が立たず、鍛造ペグだと掘れる幅が小さいので何度もやらないといけないです。

ディグディグツールはザクザクっ!と掘り堀りしたら終わりですので、かなり楽でした。

(サイトが芝生のキャンプ場では掘っちゃ駄目ですよ!)

 

地面に小石が点在するサイトでは、寝床の部分をザザーッと履くだけでテントフロアへのダメージを減らせます。

大きい石は手や足で除けましょう。

 

使う上で注意点があるとすると、スコップの剣先と持ち手が一体化しているので、すくった土が持ち手側に流れがちです。

土なら手が多少汚れるぐらいなので、大した問題ではないんですが。

 

焚き火の熾火を火消し壺に移す時は、耐熱グローブをしないと危険です!

熱伝導率の低いチタンでも、全く熱くならないわけではありませんし。

熾火は鎮火して冷えるまで待ちましょう。

本来のシャベルの用途である地面を掘る・ならすという用途では十分満足です。

 

 

値段だけ見るともっと安いシャベルは山程あります。

しかし、いざという時に使えるツールとして常備するには軽さも大事ではないでしょうか。

バーゴのチタニウムディグディグツールはわずか36gと軽量で、収納場所も取りません。

これならお守りがわりに持っていても良いんじゃないかなと。

雪中キャンプやオフロード走行をされる方は、もっと大きなスコップを持ちましょうね!

 

 

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