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これで無料はお得!大津谷公園キャンプ場・弾丸ソロキャンプ

2020-01-24

先週、仕事で愛知県に行っておりました。

基本は日帰りのつもりだったんですが、あわよくば普段行かない地域でキャンプして帰れねーかなー

と思いまして、あえて翌日の予定は空けておきました。

 

当日まで翌日の予定は入らず。イケる!と判断。

そして愛知までキャンプ道具を積んだ車で向かいました。

(大体いつも積みっぱなしなんですけど)

休憩しながら、片道5時間。

 

事前に目星を付けていたキャンプ場はありました。

犬山市の、桃太郎公園 栗栖園地。

仕事先から30分~1時間ほどの距離にあり、平日は料金も無料。

夕方に仕事を終え、急いで向かいましたが…

 

なにこのホラー感。

 

既に日はとっぷり暮れ、神社の周りはライトアップされていますが、キャンプ場は真っ暗。

併設するお土産屋さんやレストランも営業しておらず、駐車場、キャンプ場にも車は1台も無く。

 

昼間に受付をして入れていれば、まだ何とかなったかもですが…

初めてのキャンプ場。無人。真っ暗。

心臓の強さが試される場面ですが、無断キャンプになります。

多分、朝になって受付すれば許してくれそうな気はしますけど。

そこまで勇気を出して泊まって、怒られでもしたらもう意味分かりません。

(怒られても自分のせいなんですけどね)

 

別にビビってねーし!?

 

急遽、別の方法を検索!

東海地方のキャンパーさんのブログを、片っ端から検索します。

 

ここから東京の自宅に帰ると、無休憩でも5時間以上。

既に早朝から、5時間以上運転しているのでできるだけ避けたいところ。

何より長距離運転する心の準備もありません。途中で寝そう。

寝袋などはあるので、最悪の場合は道の駅などで車中泊は可能ですが…

夜でもチェックインできそうな、近くのキャンプ場を探しまして…

 

利用料金無料、チェックイン・アウト自由というキャンプ場を岐阜県に見つけました。

 

揖斐郡池田町の、大津谷公園キャンプ場です!

関西~東海のキャンパーから、「谷」と呼ばれる有名キャンプ場。

料金はかかってもいいんですけど、何時でもチェックイン可能というのが素敵。

真っ暗じゃねーか!ですって?

いやいや場内に照明があって明るいですし、他に利用客もいます。

犬山市の桃太郎公園から約1時間半と、地味に距離はあったんですが来た甲斐がありました。

 

砂利のサイトに、さくっと設営。テントはサーカスTCです。

地面は固めでしたが、ステンレスペグとパワーで解決。

少し腕は疲れますが、しっかり刺さります。

言うまでもなく、ハンマーも金属ですよ。

 

もう21時、何も食べていなかったので急いで夕食にします。

ガソリンバーナー、ストームブレイカーに火を入れまして。

 

鍋に野菜と水を入れて、茹でていきます。

 

こちらのプチっと鍋、スンドゥブチゲ味を入れます。1つじゃ足りないので2つ。

豆腐は忘れてしまいました。

寒い冬キャンプに辛い鍋は大定番ですよね。

 

豚バラ肉も入れて、煮込みます。

5分ぐらい煮込みながら、我慢できずにつまみだします。

 

味は美味かったんですが、もう少し辛くてもいいかも!

ストームブレイカーは火力が強く、弱火でコトコト煮込むのには向いてないですね。

うどんも用意していましたが、野菜の量がけっこうありまして。

全部は食べきれず、翌朝に持ち越しました。

 

体が冷える前に、寝床作り。

サーカスTC内にカンガルーテント、冬ソロ定番のスタイルです。

他のソロテントの方が若干楽に設営できますけど、外が雨でも強風でも寒くても、この組み合わせは快適に過ごせるんですよね。

 

イスやテーブルもテント内に入れて、中でくつろぐことにします。

当初予定していた桃太郎公園は焚き火NGでしたし、焚き火の準備は何もしてませんでした。

暖を取るのは灯油ストーブです。

 

フジカハイペットに火を着けて、ストーブファンを自分に向けて回して暖まります。

暖かいんですけど、顔がパッサパサに乾燥します。

カンガルーテントの方には、熱がいかないよう反射板を入れています。

 

お酒をちびちび飲みつつ、PCを使ってこの日の残務処理も。

電波も問題なく入りまして、本来は帰ってからやる事を先に済ませられました。

 

月も出てきました。

景色はあまり期待していませんでしたが、予想外に夜景が綺麗です。

一番下流のあたりの方が綺麗に見えるのですが、この日は他のお客さんがいました。

結局日付が変わるぐらいまで仕事を片付けて、就寝。

 

翌朝。寒さは全く感じず、ぐっすりでした。

夜の最低気温は2℃。

寝袋は快適温度-7℃のモンベルバロウバッグ#0でしたので、当然といえば当然です。

昨夜は暗くて分かりませんでしたが、景色も良好!

 

川には小さな人工滝があり、近ければ水の音も楽しめます。

私が張っていたところは、全然気になりませんでした。

 

水深は浅く、夏なら川遊びもできそうです。

春には桜が綺麗だそうですね。またその時期に来てみたい。

 

無料キャンプ場とは言え、設備はけっこうしっかりしています。

こちらは屋根付きバーベキュー場。無料で、予約も不要とのこと。

このすぐ近くは、テント張ってはダメみたいですね。

 

トイレも新しくて綺麗なものが。

場所によっては古めのところもありますが、それでも普通の公園のトイレという感じ。

これで無料は全然アリじゃないですか。

 

朝食は前日に食べきれなかった、うどん。

まぁまぁ寒いので、ストーブで暖まりながらです。

 

気温が上がってきたので、開放して乾かしながら後片付け。

テントはスカートが少し湿っているぐらいで、すぐ乾きました。

 

2人用のカンガルーテントを入れると、椅子は1脚しか置けません。

他の荷物を入れなければ置けますけど。

デュオキャンプなら、コットを使ってベンチがわりにした方がいいですね。

 

洗い物は鍋1つだけですので、水につけておいて、拭き取って終わり。

家に帰ってからお湯と洗剤で洗います。

 

無料で使わせてもらっての恩返し?に、撤収後にゴミ拾いして帰ります。

無残に折れたプラスチックペグが。

ここは鍛造ペグ推奨です。

金属ペグでも、アルミやジュラルミンは厳しいかと。

 

今回私が泊まったあたりは下流の方で、川沿いの上流側にも細長くキャンプ可能です。

大津谷公園キャンプ場地図(PDF)

地図で見ると右の方の、ステージの近く。

場内に照明などありますが、できれば明るいうちに到着していい場所を抑えたいですね。

またこちら方面に来る時には、利用してみたいと思います!

 

 

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