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バックパックで徒歩ソロキャンプ・準備編

2019-10-31

先週末、電車を使って1泊キャンプしてきました。

今回は、荷物に焦点を当てた準備編となります。

最初に断っておきますと、徒歩だからといって超軽量UL装備ではありません。

軽量化に悩んでこの記事にたどり着いたのだとしたら、他にもっと参考になるブログがあるはずですw

荷物を割と軽めに、運びやすくまとめるという点で言えば、参考になるかもしれません。

 

今回の荷物

今回の荷物は、バックパックと手提げ袋1つです。

バックパックはROGISIの50Lリュックサック。

参考記事:ソロキャンプ用バックパック装備を考える!

 

手提げ袋はオレゴニアンキャンパーのメッシュ袋です。

 

この手提げ袋に、食材とクーラーバッグ、ゴミ袋やティッシュを入れて行きました。

できれば全てを背負えればいいんですが、食べ物や飲み物はどうしてもかさばって縛り付けにくいです。

 

クーラーはイスカのコンパクトクーラーバッグ(S)。

一応、リュックサックにも横向きのまま入ります。

近いうちに単品でもレビューしますね。多分すごく短くなりますけど。

 

 

パッキングを細かくチェック

それではリュックサックのパッキングを詳しく見ていきましょう。

まずは上の方から。

 

テントはザックの外側、一番上に縛り付けています。

重いものは上に、というリュック三原則の一つですね。

(ほか二つは内緒です)

背負った際に重心が上にあると、支えやすいという理論です。

 

外側寄りにあると重心も外側に行ってしまうので、身体側に寄るよう肩ベルトに付けたリングを通し、前方向に引っ張っています。

テントの収納袋に取っ手があり、ここを通すことで横方向にズレないよう固定できました。

 

ザックの外側。

ちょうど真ん中の薄いポケットには、スマホ用のモバイルバッテリーが入っています。

 

外側のポーチは別売りで後付けしたもので、まずヘッドライト。

場所を取り出しやすいココに決めているわけではなく、たまたまです。

 

ヘッドライトの下に、調味料セットです。

すぐ取り出せるここではなくて、別にザックの奥深くでもいい気がします。

左から、塩コショウ・オリーブオイル・黒瀬スパイス・唐辛子となっています。

 

その一つ内側、ザックに最初から付いているポケットは取り出しやすいので、割とよく使うであろうものが入れてあります。

 

テントのグランドシートとグリルスタンド、ゴミ袋、スパッタシートなど。

スパッタシートはそんなに使わないかな。

グリルスタンドは直火では使っておらずキレイなので、ちょっとしたテーブル的にも使えます。

 

シェラカップはグリムロック(茶色い輪のやつ)でぶら下げ。

外側にあれば、散策中に急に湧き水を飲みたい時などに良いでしょうね。

そんなに都合よくルートに湧き水があるかどうかは不明。

お皿がわりに、計量カップに、一つあると便利です。

 

グリップスワニーのワークグローブG-1も、ザック外側に吊るしています。

移動中に薪を拾うとかがしやすいんじゃないでしょうか。

できるだけ荷物は増やしたくないですけどw

参考記事:耐熱ではないよ!グリップスワニー G-1グローブ

 

グローブのタグに樹脂カラビナを通しています。

グリムロックは片手ではちょっと外しにくいですが、こっちは余裕。

 

続いて右サイドいってみます。

 

グラウンドチェアは収納袋ごとベルトで巻きました。

ベルトはリュック側の縦のループに通して繋がっています。

万一ベルトが緩んでも落ちないよう、袋の上についているループを黒いグリムロックに通しています。

落としたら泣いちゃいますからね。

一点だと歩くたびにブラブラ揺れてしまうので、2本も巻いています。

 

ポケット部分に挿しているのは、左から火吹き棒、トング、ハンマー。

これもストラップが付いているものは、グリムロックに通して落下防止しました。

モノはそれぞれこちらです。

火吹き棒:超かっこいいけど高い、伸縮自在ファイヤーブラスターを買ってみた

トング:王様のトング・キングトング購入レビュー

ハンマー:軽いハンマーの実力は?MSR ステイクハンマー

 

腰まわりに付くベルトに後付けした小さいポーチには、一番よく使うもの。

薄い財布と携帯灰皿、ポケットティッシュなどが入っています。

財布はモンベルのスリムワレット。中身も当然スリム。

携帯灰皿はウインドミルのフィールドマックス5000です。

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コンパス付きなので、寝袋を敷く前に北枕がどっちかすぐ分かります。

吸い殻は4本ぐらいしか入りません。

 

続いて左サイド。上方の大きなファスナーを開けたところに、モーラナイフがしまってあります。

刃物は露出せず、国家権力に付け入る隙を与えないようにしましょう。

拡張ポーチやグリムロックなどについては、こちらの記事に詳しく書いております。

MOLLEシステムを使ってソロキャンプ用バックパックを拡張するよ

 

縦長のポーチの中身は。

 

ファイヤースターターや防水マッチなどの、火起こしセットです。

セリアのモンターニュ缶には、着火用チャークロスが入っています。

右上の白いのは雨でも使えるロゴスの着火剤で、ラップにくるんで持っています。

どうしても着火できない時に使うお助けアイテム。

ビクトリノックスのナイフは別に焚き火用ではないです。

 

SOTOのスライドガストーチも、ポケットに入っています。

これだけあれば、まず大丈夫でしょう。

 

今回持っていったバーナーはSOTOのストームブレイカー。

ガソリンボトルは外側のポケットに入れています。

サイズは700、3~4食分ぐらいはいけるやつ。

落下防止にカラビナを付けています。

今回の最低11度ぐらいの気温なら、ガスで十分だったことは言うまでもない。

参考記事:SOTO ストームブレイカー買っちった。サイズや収納、定番カスタムなど使い始め情報

 

SOTOの小さいテーブル・フィールドホッパーも、取り出しやすい外側ポケットに。

ヒモをグリムロックに通し、しつこいぐらいの落下防止策も忘れません。

 

ザックの一番下に、鹿番長のアレ(アルミテーブル)とサーマレストのクローズドセルマットを括り付けています。

鹿テーブルの方が重いので内側にすべきなんですが、歩いた時に足や尻に当たって気になるかな?と思って外側にしました。

結果的には全然気にならなかったです。

 

続いてリュックサックのメイン荷室の中身です。

まずは下のエリア。目的地到着まであまり使わず、軽くて潰れにくいものたち。

シュラフ、空気枕、歯ブラシやファーストエイドのポーチ、着替え袋、焚き火ポンチョです。

 

シュラフはサウスフィールドの3シーズン化繊マミー型。

快適温度5度、限界温度0度というやつです。

元値は1万円ぐらいするようですが、廃盤処分価格で半額で買ったものです。

化繊でもけっこう小さくなるので、多数あるシュラフで一番使っているかもしれません。

空気枕はWILD-1ブランド・クオルツのもので、めっちゃ小さく畳めて安いのでおすすめ。

 

続いて荷室の上の方にしまったもの。

衣類などに比べて重いものが中心です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

赤いプラ箱はストームブレイカーのバーナー本体。

これとガソリンボトルで完成品となります。

繰り返しになりますが、ガソリンじゃなくガスにしておけば、もう少し軽くなったはず。

 

オレンジの袋は、クッカーです。

ユニフレームの山クッカー角型3。

 

中にはシェラカップがスタッキングしてあります。

「シェラカップは1つあると便利」と何行か上で書きましたが、2つ目が出てきました。

2つあっても便利ですが、正直言って1つあれば十分です。

ODガス缶は110サイズなら、小さい鍋の蓋のつまみを外してスタッキングできるようです。

 

このチキンラーメンのリフィルを、シェラカップにスタッキングしていきました。

クッカーの蓋はちょっと浮くけど、収納袋に入れたら気にならないレベルです。

がたつきもありません。

 

緑の帆布袋には調理道具。

箸とか包丁とかお玉とかまな板とか…

今回使ったのは包丁(キャンプナイフ)とお玉、箸だけです。

 

グレーのポーチは今回のメインランタン。BEAMというやつです。

重さ410gであまり軽いとは言えませんが、スマホ充電もできたりする充電式LEDランタンです。

参考記事:YAEI WORKERS (ヤエイワーカーズ) BEAM LEDランタンのレビュー

暗め使用であれば、2晩ぐらい余裕でもつ容量です。

 

最後はこちら、焚き火台。ユニフレームの薪グリルSolo。

単品ではテントについで重い、1.1kg。

荷室の一番上、テントの真下に来る感じで仕舞いました。

参考記事:本日発売!ユニフレーム薪グリル Solo【開封レビュー】

 

調理用の鉄板も重ねています。こちらは重さ800g。

歩きには重いけど厚さは無いので、荷物の隙間に入ってしまいます。

参考記事:鉄板戦国時代。男は黙って男爆鉄板!

 

荷物の総重量は!

リュックサックは本体の重さも含めて、16.3kgです。

ずっと背負っているには肩が一番きつく、すぐ一服したくなります。

足腰は意外と大丈夫でした。おそらく重心の効果ですかね。

 

今回はタープを持っていませんが、もし持っていくとタープ以外にポールやロープ、ペグも増えて、プラス1.5kgぐらいです。

タープ無しでもある程度快適になる、前室の広いパンダテントは徒歩キャンプにうってつけでした。

鉄板と焚き火台を削れば、2kgぐらい軽くなりますけどね。

それを削ってしまうと、楽しみも減ってしまいますから!

 

何を削って何を残すか、考える時間もちょっと楽しいですよ。

徒歩キャンプを考えている方の参考になれば幸いです!

 

 

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