スポンサーリンク

キャンプに文明を!ポータブル電源 Seneo S262のレビュー

2018-11-27

以前から欲しかったキャンプ用品を、このたびタイムリーに商品提供頂きました!

Seneo ポータブル電源 S262

 

キャンプは不便さを楽しむものだぜ...という方も、スマホか携帯電話ぐらいは持っていますよね。

当然それらが動くには電池の充電が必要で、現代人でしたら電気の無い生活は苦痛でしかありません。

 

キャンプ目線ですと、予約が埋まりやすい冬の電源サイトを回避して、電源無しサイトを躊躇なく利用できるという良さもあります。

電気毛布さえ使えれば冬用の高価なダウンシュラフは不要で、3シーズン用のシュラフで大体行けてしまいます。

すごく寒いところでも、1万円ぐらいの化繊シュラフで余裕です。

 

ファミリーキャンプで家族全員分の冬用シュラフを揃えるのは痛い出費ですよ。

※商品名がSeneoから変わっておりますが、同等品です

商品スペックはこちら。

  • 容量 60000mAh / 222Wh
  • 本体サイズ 24.1 x 12.8 x 12.5 cm
  • 重量 2.25 kg
  • バッテリー リチウムイオン
  • 電源入力 アダプター DC15V/3A
  • ソーラーパネル充電 13~22V/3A 39~66W
  • 充電時間 10時間
  • LEDライト×2
  • USB出力 4ポート
  • AC出力 修正正弦波110V/60Hz 定格200W/最大300W
  • DC出力 5.5mm 9~12.6V/10A/最大15A
  • 動作温度 -10℃~40℃
  • ライフサイクル 500回

 

キャンパーにとって特に大事、試験に出るところは太字にしておきました。

  • 小型でそれほど重くない
  • 1晩を無補給で過ごせること
  • 冬キャンプでも使える耐寒性

防災目的ならともかく、キャンパーにこれらの要件は重要です。

さっそく細かくレビューしていきます。

 

まず本体は、かなり小型!という印象。

そこそこよく食う高校生のお弁当箱ぐらいです。

上の方に4つ並んでいるのは5.5mm径のDC出力ポートです。

このポートに直接電化製品を挿すことは少ないと思います。

 

付属するこのアダプターが、5.5mmとシガーソケットの変換です。

カー用品によくある12V動作機器は、これで繋ぐことが多くなることでしょう。

 

ACアダプターはノートPC用ぐらいのサイズ。

ACコード込みで、重量は約300g。

せっかく本体が小型でもアダプターがバカでかいと興ざめですが、これは十分合格点でしょう。

 

シガーソケットからの充電器も付属します。

ACアダプターは家に置いておき、こちらを持ち運ぶ方が多いかと。

車での移動中に充電が可能になりますね。

 

DC出力ポートの反対側には、USB出力ポートが4つ。

  • 普通の5V/2.1A ×2(2ポートを同時使用時は5V/2.1A+5V/1.0A )
  • 急速充電対応の5~9V/2A QC3.0 ×1
  • Macなどがそのまま充電できるUSB TYPE-C 5~9V/2A QC3.0 ×1

USB TYPE-Cポートが付いているのは珍しいですよね。

私はビルゲイツ派なのでMacbookは持っていませんけど、ニンテンドースイッチは普通に充電できました。

 

本体の充電ポートはこちら。この径も5.5mmです。

別売りのソーラーパネルもここに繋ぎます。

 

LED照明付きで、点滅などのパターンもあります。

必要以上にランタンを増やしがちなキャンパーにはあまり要らない機能ですが、防災用としてはなかなか大事な機能だと言えます。

排熱ファンがここに入っていますが、今回の使用中は一度も回転しませんでした。

夏になれば回ることでしょう。

 

照明の反対側に、2ピンのAC出力ポートが2つ。

これがポータブル電源のキモですね。

これが無ければカー用品を使わなくてはいけませんが、電源容量以内であれば家にある家電を使えますので。

 

本体上面にはスイッチ4つ、LED表示窓が1つ。

半円のオレンジ色はハンドルです。

このへんの作りはプラスチックで高級感はありませんけど、電源に高級感は要らないですよね。

 

電源を入れると、LEDが点灯します。

電池残量や給電状況などが出ますが、消費中の電力が何Wかなどが数字で出たりはしません。

とはいえこの価格帯で、グラフィカルな電池残量表示をする機械もまた珍しいと思います。

 

もう1点大事なこと、日本語説明書が付属します。

外国語直訳の怪しい日本語ではなく、しっかりした日本語です。

中国製なんですが、日本向けに真面目に作られた商品と言えますね。

 


 

電気毛布を使ってみた

キャンパーの皆さんが気になるのは、やはり冬キャンプでの電気毛布ですよね。

スマホは大体何でも充電できますし、夏場の扇風機もUSB駆動なら大した消費電力ではありませんから。

 

ヤマゼンのYMS-13という製品で、実際に使用してみました。

実はこの製品以外に2種類、合計3種類の電気毛布を試しまして、ちゃんと使えたのはこのYMS-13のみでした。

理由は後ほど、注意する点の項にて。

 

電気毛布の強さは「中」で、フル充電から10時間使ったところです。

何ということでしょう!目盛りが5つあるうちの1つしか減っていません。

キャンプで10時間以上寝る人なんて、うちの奥様ぐらいしか居ませんよね。

家族での使用は消費電流以内に収めることが難しそうですけど、ソロキャンプなら連泊使用もできてしまいます。

 

もちろん電気毛布を使いながら、USB端子でスマホを充電することも可能です。

 


 

ソーラーパネル充電について

使用可能なソーラーパネルは、電圧13~22V/3A 出力39~66Wのものです。

条件に合うものは色々ありますが、私は写真のSuaoki 60Wソーラーパネルを買いました。

こちらは商品提供ではなく自腹です。

 

ソーラーパネル充電については、また別の記事にて。

 


 

注意する点

このポータブル電源 S262のAC出力は、修正正弦波というものです。

家のコンセントは正弦波。

急に何言ってんだ、という方もまぁそういうもんだと聞いてください。

修正正弦波というのは、正弦波に近い波形を擬似的に作りだしているものです。

正弦波インバーターに比べて修正正弦波(疑似正弦波)インバーターの方が安価ですので、ポータブル電源本体のコストを安く抑えるため、安めの製品では大体こっちを使っています。

何が違うのかといいますと、精密機器やマイコン制御する電化製品は駄目です。

精密機器でもACアダプターを介して動作する機械なら使える可能性が高いです。

 

先に述べた使えなかった電気毛布には、室温コントローラーというものが付いていましたので、マイコン制御している製品なんですね。

安物の電気毛布の方が使えるという、皮肉な結果になりました。

既に電気毛布をお持ちの方は、出発前に動くかどうか確認しておかないと、現地で凍えることにもなりかねません。

 

また、AC出力電圧が110V/60Hzです。

東日本用の50Hz製品は使えません(一応は動くけど、正常な動きにはならない)。

モーター搭載製品や蛍光灯などでは東日本用・西日本用と分かれている製品がありますので、ご注意下さい。

 


 

お得な購入情報

今回は当ブログ読者様限定の特別キャンペーンということで、Amazonの15%割引クーポンコードを発行して頂きました!

カートに入れてレジに進み、お支払い方法選択画面にて

クーポンコード:MIICAMP8

を入れて下さいね。

 

11月29日の23:59までとなっておりますので、お早めに!

 


 

まとめ

思ったより小さいな、というのが第一印象です。

写真の通り、ちょっとしたパーティーに持っていく小さいハンドバッグぐらいのサイズ感。

重さが2kg以上あるので軽くはありませんけど、振動対策さえすればバイクでのツーリングキャンプなどでも十分持っていけるサイズですよ。

それでいてソロキャンプには十分すぎる容量を持っています。

正直「買い」の商品だと言えますが、お手持ちの家電が修正正弦波でも動くものなのかどうかは、自宅で確認してから持ち出してくださいね!

 

 

Sponsored Link