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大容量でもコンパクトなポータブル電源をキャンプで使う!EcoFlow DELTA mini レビュー

近年のキャンプ道具の技術革新はめざましいものがありますが、中でもポータブル電源は進化し続けていますよね。

私がキャンプを始めた子供のころは電源サイトすら無かったものですが、今やキャンプ場で電源を使うのはそう珍しくないことになっています。

本日ご紹介するのも、最新のポータブル電源EcoFlowです!

※本記事はEcoFlow Japan様に商品をお借りしてのPR記事になります

 

EcoFlow DELTA mini

こちらが今回レビュー用にお借りした、DELTA miniです。

 

EcoFlowには様々なポータブル電源があります。

  • バッテリー容量
  • 電源出力容量
  • 出力ポートの種類と数
  • 大きさ
  • 重さ
  • 使用可能温度

アウトドア用途ですと、このあたりが選ぶ時のポイントになってくるかと。

ラインナップの中でも、これだけあればまず困らないだろうな!というのが大容量882WhのDELTA miniになります。

どのぐらいのバッテリー容量あるかが一番重要ですが、あまり大きすぎず重すぎず苦労せず持ち運びできることも重要になります。

いくら容量が大きくても、車に載らない・一人で持ちたくないような重さだとキャンプに持って行けませんからね。

キャンピングカーなどに据え付けて使うのでしたら、重さはそれほど重要にはなりませんね。

 

DELTA mini スペック

容量 882Wh(245,000mAh), 50.4V
サイズ 37.8×18.4×24.0cm
重量 約11㎏
AC出力 純正弦波、合計1400W(サージ2100W)、
100V(50Hz/60Hz切替)
X-Boost機能で対応可能な電化製品の定格出力 1800W
USB-A出力 (x2) 5V 2.4A 各ポート最大12W
USB-A急速充電 (x1) 5V 2.4A 9V 2A 12V 1.5A 最大18W
USB-C出力 (x1) 5/9/12/15/20V 5A 最大100W
シガーソケット出力 12.6V 10A 最大126W
DC5521出力 (x2) 12.6V 3A
AC入力 X-Stream充電最大900W
AC入力電圧 100-120V~(50Hz/60Hz), 15A
ソーラー入力 11-75V 10A 最大300W
シガーソケット入力 12V/24V対応、既定値は8A
バッテリーセル 三元素リチウムイオン
バッテリー寿命 バッテリー容量が80%に低下するまで800サイクル以上
バッテリー保護機能 過電圧保護、過負荷保護、過熱保護、
短絡保護、低温保護、低電圧保護、過電流保護
推奨使用温度範囲 20°C ~ 30°C
使用温度範囲 -20°C ~ 45°C

スペックはEcoFlow公式サイトの情報から抜粋しています。

特に大事そうなところは太字にしておきました。

容量882Wh、80Wの電気機器を11時間も使える大容量。

サイズ37.8×18.4×24.0cm、オートキャンプなら車に余裕で積めます。

重量は約11kg、女性でも短時間なら1人で持ち運べます。ハンドル付きで持ちやすし。

使用可能温度は-20°C ~ 45°C。冬キャンプでも夏キャンプでも使えます(バッテリーの減りは早くなります)。

 

この容量でこのサイズというのは、技術の進歩を感じますね~。

2~3年前の製品は、同じぐらいのサイズで容量半分程度ですから。

 

DELTA mini 細部の紹介

写真付きで細部を紹介していきます。まずは正面。

LCDパネルとUSBポート、電源スイッチがあります。

 

電源スイッチを長押しすると、LCDが点灯します。

左から稼働可能時間、バッテリー残容量、入力電力、出力電力のリアルタイムモニターです。

一定時間操作しないと、給電しながらでも節電のため消灯します。

 

こちらが背面のAC・DCポート群です。

ACは5口、うち2口は3Pプラグも使用可能。

DC出力はDC5521が2つとシガーソケットが1つ。

 

AC・DCポートとも、それぞれの近くにある薄いグレーのボタンを押すことで給電ON/OFFを切り替えられます。

写真真ん中で淡く光っているボタンですよ。

 

背面の上の方のカバーを開けますと、入力ポート群が現れます。

充電したい時はこちらを使います。

一番左からソーラーチャージャーとシガーソケットからのDC充電ポート、充電速度切り替えスイッチ、AC100V入力(普通のコンセントから)。一番右が充電過負荷保護ユニットです。

 

皆さん一番機会が多いであろう、家庭のコンセントからの充電風景です。

付属のACケーブルを使います。ACアダプターはありません。ケーブルだけです。

大きなACアダプターが無いのは、持ち運ぶ時に嬉しい点ですね!

 

LCDパネルの左から充電完了までの時間、現在の容量、入力電力が表示されます。

この充電がまたえらく速いんですよ!

私は他のポータブル電源もいくつか使ってきましたが、群を抜いて速いです。

0%から100%まで、所要時間はたったの1.6時間!

 

天面の左右が持ち運び時のハンドル。

側面は排熱ファン。冬はほとんど回転せず、静かなもんです。

回ったとしてもうるさくて眠れない、というほどではないのでご安心を。

充電中は回りやすく、出力中も大きな電力を消費すると回りました。

 

付属するケーブルは4つです。

左からAC100V充電ケーブル、シガーソケットケーブル、DC5521-DC5525ケーブル、ソーラーチャージャー接続ケーブルです。

ACアダプター不要なのはスッキリして良いですね。

 

ドライヤーが普通に使える!X-Boost機能

DELTA miniにはX-Boostという機能があります。

定格出力1400W以上1800W以下の電化製品を使った時に、動作電圧を自動的に下げて1400W以下に抑えてくれるんですね。

 

以前に当ブログでも紹介した、ソリスの携帯ドライヤーです。

ドライヤー側の電圧スイッチを200Vに切り替えることで、200Wぐらいの低消費電力で使用できるものですが...

これを普通通りの100V設定で使ってみますよ。最大出力1600W(60Hz時)のドライヤーになります。

 

普通に使えます!電圧が下げられていても。風量は十分に多くて熱いです!

1時間ぐらいしか使えなさそうですが、1時間もドライヤーをかけ続けると頭皮がヤバく余計ハゲが進行するのでしませんよね。

髪が長い人でも10~15分ぐらいのもんでしょう。

 

この機能があれば、大抵の家電は使えてしまいますね~。

ただし消費電力が大きい複数の家電を同時に使うと、オーバーロード状態になり停止してしまうようです。

ブーストで使うのは1台だけにしてください。

100V機器でも低電圧状態を機器側でチェックしているような精密機械は、X-Boostで使えません。

 

フリー素材の建築現場

電気が来ていない建築現場や山の中でも、DELTA miniを発電機のような感じで使えるというわけです。

発電機と違いガソリンも不要で静か、排気ガスも無い。

ソーラー充電すれば電気代0円でエコでクリーンな生活も夢じゃない。

政府はポータブル電源メーカーに補助金を出した方がいいんじゃないでしょうか。

 

キャンプでDELTA miniを使う

ポータブル電源を実際にキャンプで使うシーンを考えてみましょう。

  • 扇風機
  • ライト
  • スマホ充電
  • 暖房器具
  • 調理家電

人によっては薪を切る用にレシプロソーがあるかもしれませんが、大体こういったところでしょうか。

暖房器具と調理家電は消費電力も大きいので、大容量のポータブル電源が必要になります。

 

私も使ってきましたよ!

今回はソロキャンプで、テントの中でこたつを使ってみます。

 

 

熱源に使うのは普通の電気毛布。2000円台の安いものです。

電気毛布の下には銀マットを敷いて、地面からの冷気を遮断するのを忘れずに。

 

テーブル2枚でこたつ布団を挟んで、できあがりです。

右側のコットは無くても良くて、座椅子があった方が良いですね。

こたつ作りの詳しい内容は、こちらの記事でご確認ください。

DELTA miniはこたつの脇に置きました。

天面がフラットで、小物を置くのにちょうどよいです。

 

一応保険として灯油ストーブも持ってきています。

 

日が暮れて寒くなり始めた17時頃、電気毛布のスイッチON。

設定温度は中で、消費電力は50W前後。

その後、めでたくこたつから動けなくなりましたよw

 

外は0℃前後、テント内はストーブを使っても5℃ぐらいですが、足元はこたつでポカポカ。

何度もこのまま寝そうになりましたw

おおよそ22時過ぎまで、節電もせず使い続けまして就寝。

 

寝る時はDELTA miniを寝袋の真横に移動しました。

スマホとタブレットも充電。

こたつ内の電気毛布はスイッチを切って、もう少し小さくて寝袋内に入れやすい別の電気毛布を使用。

こちらは朝までスイッチ入れっぱなしで使いました。

 

朝の撤収時点でバッテリー残容量は25%。

机上の計算ではもう少し残るはずですが、寒さでバッテリーの減りが少し早くなったようです。

とはいえ全く節電を意識せず使っているので、1泊キャンプには十分な容量ですね。

こたつを離れる時はスイッチを切るか弱めるなどすれば、もっと長持ちしたのではないかと。

 

寝る時はポータブル電源自体を、こたつ内に入れてしまっても良いでしょうね。

熱源がなければ、冬のこたつ内はポータブル電源の動作範囲外の高温にはなりませんから。

ただし排熱ファンをこたつ布団で覆うような使い方は、危なそうなのでやめましょう。

 

DELTA miniをスマホアプリで操作する方法

DELTA miniはスマホアプリでステータス監視や操作、各種設定ができます。

基本的にアプリ画面の指示通りですが、接続手順をご紹介。

 

まずは本体に付いているQRコードをスマホカメラで読んで、アプリをインストール。

以下、iPhoneでの操作画面になります。Androidでも大して変わらないはず。

 

ユーザー登録をして、ログインします。

既に他の機種を使ってユーザー登録済みでしたら、メールアドレスとパスワードでログイン。

 

ログイン後の画面。

右上の+をタップして、デバイスを登録します。

 

対象の機種をタップします。

今回の機種はDELTA miniですが、他にもアプリに対応した機器が沢山ありますね。

 

アプリの指示に従って、DELTA mini本体のIOT RESETボタンを音が鳴るまで長押しします。

 

LCDパネルの下にある小さいボタンです。

そしてスマホの設定を操作し、Wi-Fi接続先を「Echoflow-XXXX」に変更します。

XXXXには個別の英数字が入っています。

 

DELTA miniとスマホがWi-Fiで接続されますと、「次へ」がタップできるようになります。

 

DELTA miniがWi-Fiと接続できるよう、Wi-FiアクセスポイントのSSIDと暗号化キーを入力します。

パスワードを保存にチェックを入れておくと、次回入力する手間が省けます。

 

うまく接続できたら、スマホの接続先をWi-Fiアクセスポイントに切り替えます。

 

Wi-FIアクセスポイントを通じてDELTA miniと通信し、状態がリアルタイムで確認できます。

バッテリー残量や入出力電力はLCDパネルでも確認できますが、温度とX-Boost機能のON/OFF切り替えはアプリからのみ。

おそらく今後DELTA miniのファームウェア(動作プログラム)が更新される場合があれば、アプリからの操作となることでしょう。

 

DELTA miniとスマホを同じWi-Fiアクセスポイントに接続する必要があるので、キャンプに持ち出した先などではあまり使わないんじゃないかとは思います。

モバイルルーター等をキャンプで使う方なら、そいつと接続してリアルタイムに監視できますが。

自宅の離れた場所で充電中に、もう終わったかな?と確認できるのは便利ですね。

特にベランダや屋上でソーラー充電中など、いちいち近くまで行かなくても分かります。

 

まとめ・大容量をギュッとコンパクトにまとめたポータブル電源

キャンプにおいて大事なコンパクト性と、普通に持ち運べる重量でありながら882Whの大容量バッテリー。

豊富なポート数と、高速な充電。

X-Boostで消費電力が大きい電気機器も使える。

DELTA miniは非常に高いレベルでまとまったポータブル電源ですよ。

これ以上に大容量な商品もEcoFlowのラインナップにありますが、大きさと重さを考えるとDELTA miniあたりがキャンプで使いやすいと思います!

 

EcoFlowバレンタインセール開催のお知らせ

2022年2月10日から2月18日まで、バレンタインセールでポータブル電源とソーラーパネルがお安くなります!

詳しくは

EcoFlow公式サイトは2.10(木)~ 2.18(金)、バレンタインキャンペーンを開催!

上記リンク先にてご確認ください!

 

 

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