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一式2.3kgの超軽量 窓付きチタン薪ストーブ・Pomoly TIMBER レビュー

2021-01-25

本日は薪ストーブ!

とても軽くて薄くなるチタン製薪ストーブのご紹介です。

以前は笑’s焚き火の箱などを使っておりましたが、これよりもっと軽いですよ!

 

Pomoly TIMBER チタン薪ストーブ

Pomoly TIMBER(ポモリー ティンバー)というチタン製の薪ストーブです!

いきなりAmazonアフィリエイトを貼り付けましたが、まだ買わないでください。

きれいな完成画像を見てもらうために貼りましたw

記事執筆時点で、Amazonでは転売価格で7万超えてます。

Pomoly公式サイトなら¥47,699で買えます。

※追記...記事初稿時の価格です。現在は公式サイトでも6万円強になりました。

 

Pomolyって聞いたことないメーカーですよね。

本国はイギリスのようですが、販売元は中国になっており、注文すると中国から届きます。

届くまでPaypal決済してから約1ヶ月でした。

 

スペックはこちら。

本体組立サイズ 38 x 20 x 30 cm
本体折りたたみサイズ 38 x 20 x 8 cm
収納袋サイズ 43 x 31 x 8 cm
重量 2.3 kg
煙突長 3m
煙突直径 約Φ6cm
材質 0.6mm 厚チタン (GR1/TA1)
304ステンレス
窓サイズ 30 x 11 cm
付属品 薪ストーブ本体
チタン巻き煙突
スパークアレスター
手袋
収納袋

重さと収納サイズの薄さにご注目。

重量わずか2.3kgで、収納厚みが8cmしかありません!

バイクでも余裕で運べる薪ストーブです。

炎が見える窓付きでこの軽さと薄さはこれまで無かったと思いまして、私も飛びついてしまいました。

炉の長さが38cmあるので、売っている薪がそのまま入るのも高得点です。

 

Pomoly TIMBER 使ってみた

まずは収納状態。収納バッグの外側が紙です。

紙と言ってもペラペラではなく、強度があって水濡れにも耐えられるだけのものです。

ファスナーと取っ手が縫い付けてあり、内側は布が張ってあります。

 

御開帳。防刃手袋、煙突、スパークアレスターなど全て袋に収まります。

 

本体の収納状態はスペック表よりも若干薄いです。

しまい方にもよりますね。開梱時に、どういう順番で入っているか覚えておいてください。

部品の間に緩衝材が入っているので、それも捨てない方がガラスを保護できるかと。

使った後なので一部が紫に変色していますが、新品はシルバーですよ。

 

まず脚付きの土台をセットし、その上に壁を立てます。

土台に付いた溝に、それぞれ挿し込むだけです。

 

壁に付いた溝に、扉付きの板と無い板を差し込んで壁にします。

大きな窓の向きに対してどっちを扉にするか、この時に考えてセットしましょう。

座った位置から窓がよく見えて、かつ前扉は開きやすい方に。

 

続いて天板を被せます。溝があるので、前後左右の壁をきっちり入れます。

この天板には歪み防止・補強が入っています。

扉と逆側に煙突がいくようにします。

 

長いピン。4本あります。

これで天板から底板まで貫通させ、固定します。

ナットは無くさないようご注意。

 

四隅の穴に上から差し込んで、底板の穴に通します。

先端が下の穴に入りにくい場合は、前扉から手を突っ込んでガイドしましょう。

煙突の穴から見ながらやれば、どうにか入るはず。

 

底からピョンと頭を出しますので、ナットで留めます。

あまりきつく締めなくても大丈夫。指の力だけで締めて止まるところで。

これを四隅で行います。

 

続いては天板にダンパー付き煙突ポートの取り付け。

手で回せるビス3本を外します。

小さいので無くさないように。

 

ダンパーを付けたら、3箇所ビスで留めます。

ダンパーはこの向きじゃないと回らないので間違えないはず。

基本的に開放状態、タテ位置で使います。

風が強い時に閉めることで、煙の逆流を防げます。

 

ここが最大の難所、巻き煙突の組み立て。

収納状態ですと24×Φ6cmの筒です。

これを300×Φ6cmの煙突に変形させます。

新品だと巻きグセがついていないので、なかなかうまくできないはずです。

 

公式のYouTube動画が一番わかりやすいです。

煙突を留めているリングを外さずに回して伸ばすやり方です。

 

2人で巻けるか大きいクリップ留め具を使うなら、下の動画のやり方のように一回リングを外しても大丈夫。

 

それでは、リングを外さないやり方でやってみますよ。

回転させながら少しずつ細長く伸ばして、リングを真ん中にずらしてボロンとさせます。

 

先端の方もボロンとゆるめ、両端が開いた状態にします。

リングは真ん中だけに留まっている状態です。

リングの両端を手に持って煙突を回していくと、細長い筒になります。

動画の0:50あたりです。何回も見てくださいw

 

これはキャンプ場でぶっつけでやると、けっこうできません。

私も煙突をベコベコにへこませてしまいました。

巻く時に金属板が変形する大きな音も鳴ります。

1回燃やして巻きグセがつくと、2回目からは全く苦労せず数秒でできます。

家で煙突組み立ての練習をしておくことをおすすめします!

 

煙突先端にスパークアレスターを付けます。

網目が大きく火の粉を素通ししそうなので、金網でゆるっと巻いておきました。

※2023.2 追記…使う薪によって、網目が目詰まりして煙が逆流するリスクがあります。
一日使って大丈夫な時もあれば、3時間ほどで目詰まりすることもw
私は2023年から、金網は外して使うことにしました。

 

このスパークアレスターには揺れどめロープを3つ付けられるので、立てる前に付けておきます。

私が付けたのはキーホルダーに使うキーリングと、普通のパラコードです。

 

先にスパークアレスターに煙突を入れて、続いてダンパーに煙突を立てます。

先端はスパークアレスターの内側。

根本はダンパーの外側から覆うように被せます。

 

こちらがスパークアレスター側。煙突は内側に入ります。

スパークアレスターには内側にも突起があり、そこに引っかかります。

 

根本は煙突が外側、ダンパーが内側に来ます。

逆だとダンパーの動きを阻害し、煙も漏れます。

リングは根本まで完全にずらさなくても、寄せていくだけで締まります。

 

根本を立てたら揺れどめをロープで引っ張りペグダウンして、軽くテンションかけます。

軽くで良いです。強く引っ張ると煙突が曲がります。

 

暗い写真で分かりにくくてすみません。

3mはかなり長いです!

取り回しもしにくいので、1度使った後に切って2mにしました。

ドラフト(煙突が煙を吸い込む力)がかなり弱まり、薪補充の時に煙が扉から出てきてしまうようになりました。

2.5mぐらいがベストかもしれません。

私はすでに切ってしまってますが、これから切ってみたいかたは50cmずつ切ってみてください。

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チタン煙突は万能ハサミで簡単に切れます。

切ったところはかなり鋭いので、手袋をしてから扱ってください。

50cm×2つに切って、別の焚き火台の下敷きにしました。

チタンの板材なんてそんなに無いので、もったいないですからw

 

燃やすのは普通の焚き火と同じで、細い薪から少しずつ太い薪にしていくだけです。

焚き火に慣れていれば、何も難しいことはありません。

 

扉の下の方にスリットがありますね。

これをスライドして開閉すると吸気量を調整できます。

着火時は全開です。スライド操作は煙突が温まってからですね。

基本的に吸気口は開けたままで、入れる薪の量と太さで調整した方が良いかと。

火力が落ちてきた時に入れる用に、小割の薪を用意しておくと便利です。

このスリットから火吹き棒で吹けば、火力が戻ります。

 

針葉樹の薪1コンテナを燃やした後の様子です。

ほぼ白い灰で、塊の燃え残りは皆無。燃焼効率が思ったより良いです。

底にロストルが無くてこれだけ燃えるので、あるともっとよく燃えるかも?また試してみます。

 

数回使って、底板はかなり歪んで変形しました。

天板は補強リブが入っているので大丈夫なんですけどね。

変形するのが普通ですので、歪んでいても組み立ては可能です。

手で大体整形して押さえながらビスを留めてしまえば、使用中にぐらついたりはしません。

変形が気になる人は、「Pomoly TIMBER」より少し重いけど頑丈な「Pomoly T1」にしましょう。

リンク:Pomoly公式サイト T1

そっちも多少は変形するはずですが。

T1は棚など、多少オプションなども付けられます。

 

チタンは熱伝導率が低いから、薪ストーブには向かないと思われるかもしれません。

実際には近くに座っていれば十分暖かくなります。

ソロ~2人用の小さいテント内で使おうもんなら、外は氷点下でも中は夏と化します。

 

今回はこのへんで、次回はテントへのインストールについての記事になりますよ!

 

 

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